ヨーロッパカップ戦

印象的だったコロ・トゥーレの奮闘

JS90379033
ヨーロッパリーグ決勝での敗戦は、重ね重ね残念なことでした。
冷静に思い返してみて、個々のポジションにおける役割が十分には果たせなかった部分やシステムが機能しなかった点もあるかとは思います。

結果がすべて!という言葉もよく聞きますが、私としてはプロセスも大切にしたいと思うし、残念だった試合の中にあっても一欠片の光を探したいと思っています。

今回の試合において、コロ・トゥーレは、本当によくがんばってくれたのではないでしょうか。
試合中、ずっと集中していたし、よく走った。
さらには、左サイドバック寄りのポジションも、かなりカバーしていたように感じます。

先日のこと。
コロ・トゥーレは、ヨーロッパリーグ決勝を最後にリバプールを去る気持ちを固めたと語っていました。
ラストマッチで、最後の炎を燃えたぎらせたのか?

もし、本当にこの試合をもってリバプールのユニフォームを脱ぐならば、私としては正直なところ寂しい思いがいたします。

希望としては、せめてあと1年残ってほしいと願うところですが、万が一、今日の試合がコロ・トゥーレにとって最後になるならば、敗戦したといえど、拍手を送りたいと思います。

JS90386682

ベテランの意地を経験値をいかし、全力を尽くしてくれた!
私は、そう思っています。

3失点をしたわけですから、ディフェンダーを誉めることは筋違いかもしれません。
しかし私の眼には、コロ・トゥーレが持てる力をすべて出してくれたように見えるのです。

コロ・トゥーレが好む言葉に、「100パーセント」というものがあります。
今日のコロ・トゥーレは、まさに100パーセント、フルスロットルだったのではないか?

おつかれさま!と、言いたいですね。

-ヨーロッパカップ戦
-,