長い間、リバプールのセンターバックを努めてきたマルティン・シュクルテルですが、今シーズンは怪我に悩まされたこともあり、特にシーズン終盤は出場機会に恵まれない状況になっていましたね。
リバプールファンの間でも、おそらくシュクルテルにとって最後のシーズンになるのではないか?という思いはあったことと思います。
ところで、現時点でシュクルテル獲得に関心を示しているのは、トルコのベシクタシュだとも言われています。
一説には、ベシクタシュがシュクルテル獲得のために用意している金額は£6mだとも報じられています。
センターバックといえば、今日になって出て来ている情報によれば、コロ・トゥーレの契約延長の目も消えつつあるようです。
時代の流れを感じます。
来シーズンのリバプール、そのセンターバックですが、これまでに比べると若返りを図る布陣になる可能性が高そうです。
今シーズンにおけるリバプールの戦いぶりを観ながら感じたことですが、ピッチ上においてディフェンス面でリーダーシップを発揮する存在がほしいですね。
それは、年齢には関係ないとも思います。
ジェイミー・キャラガーの個性が強烈過ぎたこともありますが、あれくらい明確に指示を出せるタレントが一人いれば、随分とディフェンスも引き締まるものと思います。
実質的にマルティン・シュクルテルのラストマッチになるかと思われた試合では、終了のホイッスルが鳴ったとき、ユルゲン・クロップに出迎えられた際の表情が非常に印象的でした。
補強を敢行すれば、クラブを去って行くプレイヤーもいる。
おそらく、あと何人かがリバプールのユニフォームを脱ぐことになるのでしょう。
寂しい感もいたしますが、前を向いていかなければいけないし、これまでリバプールのためにがんばってくれたプレイヤーのことは、これからも応援したいですね。
まだ、シュクルテルの件は決まったわけではありませんが、流れている空気感からすると、リバプールを離れる可能性は非常に高いと言えそうです。