ユーロにおいて、イングランドと同じグループBでは、ウェールズ対スロバキアの試合も行われましたね。
試合結果は、2-1でウェールズがユーロでの初勝利を飾っています。
両チームには、リバプールから3人のプレイヤーが参加しており、いずれも先発フル出場となりました。
ウェールズ代表としては、ダニー・ウォードとジョー・アレン、スロバキア代表のキャプテンを務めたのがマルティン・シュクルテルです。
リバプールのプレイヤーが、それぞれ別のチームに分かれて対戦するシーンを見るのは、まことに複雑な心境もありますが、みな、がんばってくれたと思います。
この3人、新シーズンは、リバプールにいない可能性もあるし、そういった意味でも感慨深く見守っておりました。
ただ、ダニー・ウォードに関しては、もしリバプールを出たとしてもローンだろうし、ユーロのような大舞台で実戦経験を積むことは、とても意義深いことだと思います。
経験も増すし、何より自信に繋がりますよね。
シュクルテルは、キャプテンだったこともあり、かなり責任も感じていることでしょう。
特に、分かっていてもガレス・ベイルを止めるのは難しいという心境を抱いたようです。
ただ、スロバキアは敗戦こそしましたが、イングランド対ロシアがドローで試合を終えているため、まだまだグループリーグ突破の夢が頓挫したわけではありません。
話をダニー・ウォードに戻しますと、リバプールでは、なかなか出場機会がなかったにも関わらず、代表のキャップを積むことによって、必ずやより成長してくれるものと思います。
ぜひ、素晴らしいゴールキーパーとして飛躍し、リバプールの正守護神争いに、堂々と加わってほしいですね。