代表関係

イングランド対ウェールズ(ユーロ2016) ダニエル・スタリッジ 輝く

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先ほど、ユーロ・グループBのイングランド対ウェールズ戦が終了しました。
試合結果は、2-1でイングランドが勝利。
値千金の決勝ゴールを決めたのは、セカンドハーフから投入されたダニエル・スタリッジでした。

先制したのはウェールズで、ガレス・ベイルの見事なキックによるものでしたが、劣勢になったイングランドはセカンドハーフ冒頭からダニエル・スタリッジとジェーミー・ヴァーディを投入。
結果的に、イングランドが2ゴールを決めて、逆転勝ちするのですが、ふたつのゴール共に、スタリッジとヴァーディが絡んだものでした。

私としてはまずはじめに、ウェールズの健闘に拍手を送りたいと思います。

イングランドは、勝ちはしたものの、本来ならば、こんなに苦しまなくてもよい試合が出来るチームだと思います。
スタリッジの決勝ゴールが決まったのは、90分を経過してからで、文字通り劇的なものでしたが、やはりスターティング・イレブンの考え方、あるいはメンバーの組合せに柔軟性が欠けていたように思います。

ただ、今回の試合で、スタリッジとヴァーディを並べたことにより、結果を出したのですから、さすがに3試合目には考えを変えてくることでしょう。

リバプールのメンバーでは、イングランド代表にアダム・ララーナとダニエル・スタリッジが出場。
ウェールズ代表では、ジョー・アレンが先発フル出場を果たしています。

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ファーストハーフを見る限りでは、ウェールズがいけるかな!?とも思いましたが、セカンドハーフでメンバーを入れ替えたことで、イングランドが生き返りましたね。
スタリッジは最前線へ出たり、若干さがってきたり、時にワイドへ出たりと、その動きに工夫が見られたし、慣れているだけあって、ララーナとのポジションチェンジが功を奏したように見えました。

敗れはしましたが、ウェールズは1勝1敗だし、まだまだ望みはあります。
イングランドは、今回の勝利をきっかけに、チーム・コンディションをあげていければ、よい大会に出来る可能性が出てきたかと思います。

やはり、スタリッジが持っているスキルは高い。
それを実感させられた試合でした。

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