クレイグ・ベラミー。
熱い人でした。
いまもなお、多くのリバプールファンから愛されるウェールズ人です。
試合ともなれば、闘志を剥き出しにする姿が印象的でしたが、ピッチの外ではチャリティー活動に励むなど、心根の優しい人だったのだと、私は思っています。
そんなベラミーが、英国勢同士の対戦となったイングランド対ウェールズ戦のマン・オブ・ザ・マッチ、その名前をあげています。
ベラミーがウェールズ人だということも考慮する必要は多少あるかとは思いますが、実に渋い人選をしています。
その名前は、スリーライオンズからではありませんでした。
ベラミーが選んだのはジョー・アレン!
ベラミーは、コラムでこう綴っています。
「もし私が、マン・オブ・ザ・マッチを選ぶなら、それはジョー・アレンだね!彼は、自分の役割がよく分かっていたよ」
たしかにイングランド戦でのアレンは、相当な運動量とプレスで、ディフェンスにも精を出し、最終ラインの助けになっていましたね。
ベラミーが、その活躍を讃え、評価してくれたことは、アレンにとっても歓びでありましょう。
うん?どこの放送局とは申しませんが、「今日のアレンは、いまひとつ目立った活躍ができませんねー」と、言っていたような、そう聞こえたような・・・。
観る人が見れば分かる。
ジョー・アレンとは、そういうタレントなのでしょう。
グッジョブ・アレン!