フランスで開催されているユーロ２０１６ですが、グループＢに属しているイングランドは、ロシアとドロー、ウェールズには逆転勝ちし、現時点で１勝１分けです。
結果、数字的には、決して悪いものではありませんが、ウェールズ戦もギリギリでの勝利だったし、もし決勝トーナメントへと進出した場合のことも考えていかなけばならないことでしょう。
そのチームがもっている基本的考え方やフォーメーションがあるとは思いますが、やはり調子の良いプレイヤーを上手く起用することが、短い大会を勝ち上がっていく鍵になると思います。
イングランド代表は、グループＢで最後の試合をスロバキアと対戦しますが、この試合に臨むにあたり、ジェイミー・キャラガーが、自分なりの意見を述べています。
キャラガーとしては、まずラヒーム・スターリングは、メンバーから外すべきだと考えているようです。
また、キャラガーは、ハリー・ケインは好きなプレイヤーだとしつつも、現状を見ると、ダニエル・スタリッジとジェイミー・ヴァーディを起用したほうがいいだろうという考えを語っています。
キャラガーとしては、スタリッジを左ワイドにも開けるような自由度を与え、そこにアダム・ララーナを絡ませることが効果的だと考えているようです。
大きな大会を勝ち上がるためには、どの時点にチームのピークをもっていくか？が、非常に大切だし、グループリーグで苦戦しても、徐々に調子をあげてくるチームもあります。
あとは、ラッキーボーイが出てきて、それを上手く起用できるか！ですね。
調子の波に乗ったプレイヤーは、積極的に使ったほうがいい。
私は、そう思います。
そういった意味では、ウェールズ戦のセカンドハーフで良いプレイをし、結果も出したスタリッジとヴァーディは、もっと重用したほうがいいかもしれませんね。
さて、ロイ・ホジソンが、どんな采配をするのか？
スロバキア戦は、そういった意味でも注目の集まる試合となりそうです。
まだ、イングランドは勝ち上がりを決めたわけではありませんからね。