リバプールファンからは、GODの愛称で親しまれるロビー・ファウラー。
イングランドを愛し、応援しているからこその苦言かと思いますが、ロイ・ホジソンのやり方に疑問を抱いているようです。
ウェールズ戦とスロバキア戦で、大幅にメンバーを入れ替える作戦をとったロイ・ホジソンですが、ロビー・ファウラーによれば、「何の意味もなさなかった」とのこと。
苦言を呈するということは、それだけ本気で応援している証左だと思いますが、ご参考までにロビー・ファウラーの発言をちょっとだけご紹介してみたいと思います。
(RF)
グループBのトップを逃した昨晩の試合には、フラストレーションを覚えるね。
私は、フットボールのトーナメントというものは、勢いだと思っているんだ。
スロバキア戦で、大幅にメンバーを入れ替えたロイのやり方は、その勢いを削ぐものだよ。
誰もが、監督がラヒーム・スターリングとハリー・ケインを外すことを望んでいたし、彼等2人を外したことは、非難されるべきではない。
しかし、ダニー・ローズとカイル・ウォーカーの2人は、この大会のベストだし、その両方を代えるのは、奇妙なものだったよ。
フランスは、チームに変化を加えてやってきたが、4バックを代えることはなかった。
結果的に、私達の攻撃は、中央に寄ってしまい、スロバキアに守りやすくさせてしまったんだ。
また、ロビー・ファウラーは、ジャック・ウィルシャーの起用についても、疑問を抱いているようで、「メンタルもフィジカルもフィットしていないように見えるね」としています。
代表チームというものは、スター・プレイヤーの集まりであると同時に、言い方を変えれば、寄せ集めでもあります。
監督の舵取りも大変だし、多方面から批判も多々あることでしょう。
ロビー・ファウラーの眼には、両サイドバックをいじったこと、またジャック・ウィルシャーを起用したことが、グループBの首位を逃す要因になったと映ったようです。
以前も書きましたが、イングランドが本物か!を証明するのは、決勝トーナメントからかと思います。
もし、そこでも、ギアをあげることが出来なければ、チームづくりに失敗したということだし、決勝まで勝ち上がれば、成功だったと言われることでしょう。
私としては、まずは今後の実際の試合を、もう少し見てから、自分なりの考えを述べてみたいと思います。
とはいえ、やっぱりロビー・ファウラーも、リバプールのことと同様に、イングランドのことは、気になるし、熱くなるのでしょう。
ゴッド!