リバプールが、サウサンプトン所属のサディオ・マネ(セネガル)獲得を狙っているのではないか!?という報道は、これまでも多々なされてきましたが、リバプールファンとしては半信半疑という状況だったのではないでしょうか。
実現性について、今ひとつ疑問に感じてしまうのは、あまりにも高い移籍金の額の問題が、ひとつあったことは確かだと思います。
ただ、ここへ来て、その移籍金の額も当初言われていたよりも、下がって来た感があります。
これは、もしかしたら、当事者同士が現実を見るようになってきたということでしょうか。
さて、BBCでは、リバプールがマネ獲得のために、£30mの支出を歓んで受け容れるという趣旨の記事を掲載しています。
BBCによれば、ユルゲン・クロップは攻撃のオプションとなり得るタレントを欲しており、クラブ史上でも大きな契約として、マネ獲得を望んでいるというとのこと。
そうだとすれば、ユルゲン・クロップは、マネを入れることにより、リバプールの攻撃陣が格段に強力になる!と、確信しての考えかと思います。
マネの移籍に関しては、リバプールとサウサンプトンの間で、その実現に向けて話し合いを進めていくともBBCは報じています。
これは、もしかしたら、本当にリバプールはマネを狙っているのかもしれませんね。
セインツの希望としては、£40mを要求したいとのことですが、この金額は、かねてから伝えられていたものです。
リバプールの希望額とは、£10mもの差があるわけで、BBCとしては、今後両クラブ間で、かなりの交渉が繰り返される!と、読んでいる模様です。
ひとつ、念頭に置いておきたいことは、サウサンプトンは監督が交代するため、この判断をするにあたり、時間がかかる可能性もあるということでしょうか。
また、BBCが記事の中で書いていることは、ユルゲン・クロップは、マンチェスター・ユナイテッド戦とリバプール戦で見せたマネのパフォーマンスに感銘を受けているとのことです。
さらに、マネが加わることになれば、ダニエル・スタリッジとディボク・オリギが相手に与える脅威が増す!と、ユルゲン・クロップは考えているとも。
もしも、マネがリバプールに加わるようなことになった場合、近年においてリバプールは、サウサンプトンからアダム・ララーナ、リッキー・ランバート、デヤン・ロブレン、ナサニエル・クラインに続く獲得となり、サウサンプトン製プレイヤーを多く抱えることになります。
今一度、BBCの記事を元に、要点だけまとめてみると、まずリバプールとサウサンプトンの間には、移籍金の額に関する溝がある。
サウサンプトンは、新監督のもとでチームづくりを検討する必要があり、判断に時間がかかる可能性もある。
いずれにしても、両チームは、粘り強い交渉を続けていくことになる。
こんな感じでしょうか。
マネを獲得したとして、どんな起用法を用いるのか?という課題もあるかとは思いますが、ユルゲン・クロップが望んでいるのならば、青写真は描けていることでしょう。
少なくとも、選手層が厚くなることは間違いありませんね。
マネの件については、今後の動きを注視していきたいと思います。