ミランとのローン契約が切れ、今はメルウッドへ戻り、リバプールのトレーニングに参加しているマリオ・バロテッリですが、この夏における去就が注目されることに変わりはないかと思います。
過日、バロテッリ自身は、「新しいシーズンはリバプールでやりたい」と語っていましたが、リバプールには現時点においても、ダニエル・スタリッジ、ダニー・イングス、ディボク・オリギがおり、バロテッリがコンスタントにストライカーとして出場できる保証はないかと思います。
その際、課題、問題となってくるのは、やはり週給(サラリー)の問題があるのも事実だと思います。
これは、あくまで私の個人的な見解ですが、もしバロテッリを欲しいと言ってくるクラブがあれば、多少移籍金が低くても、サラリー分の支出を抑える意味でも、リバプールは、その話に乗るのではないでしょうか。
エコーによれば、そのバロテッリ獲得に、セリエAのサンプドリアが関心を示しているとのこと。
サンプドリアとしては、フロントマンが欲しい!というチーム事情があるようです。
バロテッリの処遇に関しては、これから、まだまだ二転三転あるだろうし、リバプールとしても真剣に検討していることでしょう。
また、リバプールには、セカンドトップあるいはストライカーとしてもプレイできるロベルト・フィルミーノもおり、サウサンプトンからサディオ・マネも獲得しています。
これは推測ですが、普通に考えてみて、バロテッリがレギュラーを張ることは至難の業かと思います。
ベンチ要因、あるいはベンチにも入れないプレイヤーに、高額のサラリーを払う余裕は、まずないと言えるかと思います。
もし、本当にメディアが報じるように、サンプドリアがバロテッリを欲しがっているのならば、リバプールとしても前向きに対応するように思います。
バロテッリ本人にとっても、必要としてくれるクラブで活躍することが、幸せというものだとも思いますし。
いずれにしても、バロテッリがこの夏どうなるか?は、リバプールの大きな課題のひとつにはなりそうです。