リバプールは、まず大きな懸案だと言われ続けてきたゴールキーパーとセンターバックの補強をいち早く決めてきました。
さらに、サディオ・マネの獲得も決定し、今後も精力的な補強に動くことが予想されます。
今回は、あくまで私見ということで書きますと、やはり下馬評どおりに、リバプールは左サイドバックの補強には動くのでしょう。
さらに、欲しがっているポジションとしては、アンカータイプで、パスの展開力を持つタレントかと、私は思っています。
中盤の底に、優れたタレントを補強できれば、もちろん嬉しいことですが、万が一、交渉が上手くいかなかった場合のことをちょっと考えてみたいと思います。
まず、エムレ・チャンに関しては、すっかりリバプールに馴染んできており、安定して試合に出場できるだけのスキルを身につけたと、私は感じています。
そこで、思い浮かぶのが、キャプテン、副キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナーの起用法です。
ジョーダン・ヘンダーソンの場合は、昨シーズンの多くを怪我で泣くことになりましたが、フィジカルさえ万全に戻せれば、当然リバプールの主力として心強い戦力となることでしょう。
さらに、ジェイムズ・ミルナーは、試合を読む頭脳に優れ、気の利いた動きをすることにより、どんなポジションにいても、チームに貢献してくれます。
リバプールは、中盤から前線にかけては、かなりタレントが充実してきたように思うし、サイドアタッカーの補強にも力を注いでいます。
となると、ジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナーが、どのポジションを担当するのか？が、ひとつの注目点になるかと思います。
私としては、もしリバプールが中盤の底を任せるタレントを獲得できなかった場合には、この２人にセントラルミッドフィールダーを任せてもいいと思っています。
逆にいえば、前がかりのポジションだと、レギュラー外になってしまう可能性さえあると思うからです。
さらに、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー共に経験も豊富であり、セントラルミッドフィールダーを任せた！と、そのポジションに集注できれば、昨シーズン以上の活躍も期待できるように思えるのです。
今後、リバプールは、まだまだウィンガーあるいはストライカーの補強に動くかもしれない。
さらには、攻撃的ミッドフィールダーを更に獲りにいく可能性も否定できない。
そういった諸々の状況を考えると、万が一中盤の底に新しいタレントを連れてくることに失敗した場合でも、エムレ・チャン、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナーの３人でまわすことも出来るのではないか？と、思っている次第です。
これは、あくまで私が勝手に思っていることでありまして、現実には違うプランがリバプールにはあるのかもしれません。
しかし、そういう発想も取っていかないと、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー揃って控えにまわるケースも増えてくるのではないか？・・・とも同時に思っています。
果たして、開幕を迎えたときに、リバプールがどんなフォーメーションで戦いに臨むのか！
実に、楽しみであります。