思えば昨シーズンは、シーズン途中での監督交代劇がありました。
多くのジャーナリストは、ユルゲン・クロップの手腕に期待しつつも、その成果があらわれるのは翌シーズンからだと予想していましたね。
たしかに、昨シーズンのリバプールは、タイトルを逃し、プレミアリーグのトップ４に入ることもできませんでした。
しかしながら、それにもかかわらず、リバプールファンの多くは、総じて明るい気持ちを持っているように思えて仕方ありません。
新シーズンへの期待。
まさに、これだと思うし、ベテランのルーカス・レイバも、新シーズンのリバプールにはアドバンテージがある！と、語っています。
ルーカスが言いたいのは、ユルゲン・クロップとは既にシーズン途中からやってきた積み上げがあり、新しいシーズンはユルゲン・クロップの指導によりフルシーズンを戦えることから、それが大きなアドバンテージになるということかと思います。
（ＬＬ）
昨シーズンにおける７、８ヶ月の経験は、私達のこれからに役立つよ。
ゼロからのスタートではないんだ。
みんなが、監督がやりたい！と思っていることを分かっているよ。
プレイヤー達は、もう適応してきたしね。
だから、私達にとって、実に大きなアドバンテージになると思っているんだ。
私達にとってのプレミアリーグのはじまりは、難しいものになっている。
だけど、私達のチームは、十二分に勝利できることを既に示しているからね。
私達にとっては、いつもとは異なるシーズンになるね。
ヨーロッパでの試合がないし、フレッシュな状態で、プレミアリーグに臨めることだろう。
私達は、３つの大会を戦うことになるけど、そのすべてに勝ちにいくよ！（プレミアリーグ、ＦＡカップ、リーグカップ）
昨シーズンのレスターを見れば、彼等には大きなアドバンテージがあったことが分かるだろう。
彼等の試合数は、とても少なかったし、だから怪我人も出なかったよね。
だから、プレミアリーグをフレッシュな状態で戦えたんだ。
リバプールには、多くのタレント、スタープレイヤーがいるだけに、ある程度の試合数が欲しいという考えもあると思います。
もちろん、ルーカスもそれを承知した上での発言です。
ヨーロッパの舞台がないことを、今悲観してもはじまらない。
ルーカスが言うように、それをアドバンテージと捉えたいですね。
やはり、ベテランの言葉には味わいがあります。
ルーカスは常に、ユルゲン・クロップが求めるものを実現しようと努力してきました。
ピッチにいないときであっても、チームへの貢献は大きい。
私、個人的には、ぜひ来シーズンもリバプールに残ってほしい一人です。
がんばれルーカス！