ユーロも終了し、移籍の動きが本格化してきていますが、エコーが報じるところによれば、リバプールのターゲットとして、ニューカッスル所属のＭＦ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム（オランダ）の名前もあがっているとのことです。
ご存知のとおり、ニューカッスルはプレミア降格が決定しており、主力をどれだけ慰留できるか？が、チームとしての課題かと思います。
ワイナルドゥムは、そんなニューカッスルにあって、主力中の主力であり、プレミアリーグでは１１ゴールを決め、チームのトップスコアラー。
出場試合数も３８試合を誇っています。
移籍金に関してですが、あくまでメディア情報だと£25mとも言われています。
大型補強の部類には入るかと思います。
エコーの報道骨子を読んでいると、リバプールとしては、以前から追いかけてきたピオトル・ジエリンスキのミラン加入がほぼ決まったと理解しており、ワイナルドゥムに白羽の矢を立てた！と、見られているようです。
だとすれば、ジエリンスキ獲得のために用意しておいた移籍金をまわすという発想でよいのかもしれません。
ニューカッスルとすれば、仮にワイナルドゥム放出に応じるとしても、極力高い移籍金を求めてくることでしょう。
この話が本当だとした場合は、リバプールの交渉力が試されそうです。
とはいえ、ニューカッスルは前述したとおり、プレミアリーグからの降格が決まっており、どこまで主力プレイヤーを留められるか？という課題が、立ちはだかっていることも事実でありましょう。
ワイナルドゥムの場合は、もちろん自らもゴールを決めることが出来ますが、アシストにも長けており、もしリバプールが獲得することになれば、有効なピースにはなることでしょう。
ただ、ヨーロッパでの試合がない中、このポジションがやや飽和状態だという指摘も出てきそうです。
とりあえず、今現在においては、センターバックと左サイドバックを第一優先として、その動きに注目してみたい気もします。