移籍関係

リバプールのウォルコット獲得説に思うこと

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まず、スターリングのことに触れると、プレミアリーグ最終戦を目前にして、代理人の挑発とも思えるコメントが飛び出し、予定されていた契約延長交渉を急きょ取りやめたリバプール。

その後、仕切り直しの会談を提案している・・・という話は、聞こえてきません。

スターリング側が、明確なメッセージを出さない限り、おそらくは、移籍の方向で進むのかな・・・と、思っています。

ところで、一部メディアでは、スターリングを売却した資金で、リバプールはアーセナルのウォルコット獲得を目論んでいるという説を報じています。

ウォルコットは、間違いなく良いプレイヤーだと思うし、プレミアでの経験も豊富なので、それなりの活躍は見込めることでしょう。

しかし、スターリングの売却資金を活用する部分は、そこではない・・・と、私は思うのですが。

ウォルコットに近いタイプのプレイが出来る若者達が、リバプールには結構います。
むしろ、大金を投じるのは、絶対的な決定力をもったストライカーではないでしょうか。

決定機をゴールに結び付けられないことが、どれほど試合を苦しくするかを、昨シーズン、痛いほど学んだはずです。

良いプレイヤーだから取る・・・という発想よりも、今必要なプレイヤーを取る。
そういったスタンスで、臨んでもらいたいし、補強資金を均等にまくような手法ではなく、絶対に必要なポジションに集中投入してほしい。

おそらくは、近いうちに、補強ではなく、放出の話も、出て来ることでしょう。
さらには、課題として残るシュクルテルの契約延長問題・・・。

リバプールが、この夏にすべき仕事は、山積しているといってよさそうです。

言うほどに簡単なことではないとは思いますが、少なくとも、次のシーズンで結果を出したいならば、今、これからが踏ん張りどころですね。

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