先ほど、リバプールのプレシーズンマッチ4試合目、ハダースフィールド・タウン戦が終了しました。
結果から書きますと、0-2でリバプールの勝利。
リバプールはプレシーズンマッチ4連勝、また4試合連続のクリーンシートで試合を終えています。
まずはじめに、対戦相手となったハダースフィールドですが、下部リーグとはいえ、よく鍛えられたチームだったという印象を受けました。
リバプール戦ということで、モチベーションも高かったのでしょう。
ゴールを決めたのは・・・
・32分 マルコ・グルイッチ
・90分 アルベルト・モレノ(PK)
これでグルイッチは、自身としては2試合連続のゴールで、しかもいずれも先制点ですね。
いいプレイをしていたし、チームのアクセントになっていたと思います。
モレノのPKは、試合終盤に左サイドからペナルティーエリアに切り込んでいったライアン・ケントが、相手に倒されて得たものでした。
相変わらず、ケントのフィジカルはキレているな!と、再認識いたしました。
全体的に見て、リバプールはトレーニング・スケジュールの関係もあるのか、若干フィジカルに疲労があったかもしれません。
それでも、ファーストハーフには、サディオ・マネの幻のゴールもありました。
レフリーのジャッジでマネのファール扱いとなりましたが、私の眼にはノーファールに見えたのですが・・・。
ファーストハーフには、さらにゴールのチャンスがありました。
34分にペナルティーエリア内でマネが倒されPKを獲得。
ですが、このPKを蹴ったフィリペ・コウチーニョのシュートは、相手ゴールキーパーに阻止されています。
ただ、このPKを奪ったシーン以外でも、マネのスピードはかなり目立っていたし、良い戦力になる予感がしました。
一方、課題と申しますか、リバプールとしては、絶対的なPKキッカーを決めておきたいですね。
PKといえば、過日の試合でもダニー・イングスが失敗しています。
スティーブン・ジェラードが去って以来続くリバプールの課題のひとつかと思います。
ただ、今後イングランド代表組、ベルギー代表組が戻って来るので、おそらくメンバーが揃ってから約束事を決めていくことでしょう。
ちょっと心配な点をあげるとすれば、セカンドハーフの途中で、ルーカス・レイバが腿裏を気にしてピッチを後にしたことです。
筋肉系かと思いますが、シリアスなものでないことを祈るばかりです。
今日の試合を終え、リバプールはアメリカへ渡ることになります。
そこでの初戦は、対チェルシー戦。
アメリカでの試合スケジュールは、ちょっと厳しすぎるので、勝敗も大切ですが、とにかく怪我人を出さないことに留意してほしいと願っています。
まずは、4連勝、4試合連続クリーンシートということで、まずまずの出来だったということで、感想にかえたいと思います。