この夏、リバプールのセンターバックには、様々なことが起きました。
・コロ・トゥーレの退団
・マルティン・シュクルテルの移籍
・ママドゥ・サコーとジョー・ゴメスの負傷(開幕に間に合わず)
・チアゴ・イロリはオリンピックへ
そんな中にあって、ラグナル・クラヴァンを獲得できたことで、まずはひっと一息つけたというのが率直なところでしょうか。
クラヴァンは、リバプールに加入早々からアメリカツアーに参加しており、トレーニングでも精力的な姿を見せているようです。
クラヴァン自身、イングランドでプレイすることは「大きなチャンレジだ!」と語りつつ、それは心から欲した挑戦でもあるんだ!としています。
さて、クラヴァンのリバプールデビューですが、早ければ次の試合、対チェルシー戦に出て来る可能性もあるようです。
先日の試合で、ジョエル・マティプが怪我をしているし、出番がまわってくる可能性は高そうですね。
となると、ユルゲン・クロップの立場で試してみたいフォーメーションとしては、右にデヤン・ロブレン、左にクラヴァンという陣形でしょうか。
(RK)
いい状態でいるよ。
メンバー達もクラブも、とても親切に接してくれているんだ。
このクラブは家族だね。
ここに来られて幸せだよ。
あらゆることが素早く進んだんだ。
ユルゲン・クロップと初めて話をしたのは、2週間ほど前だからね。
彼とは、いい会話が持てたし、その後移籍への動きがはじまったんだ。
私にとっては、簡単な決断だったけどね。
ロリス(カリウス)とジョエル(マティプ)は、2人ともに、昨シーズンのブンデスリーガにおける、それぞれのポジションでのベストプレイヤーの一人だったよ。
彼等に、ここで会うことが出来て、本当に嬉しいよ!
2人とも素晴らしいクオリティーをもっているし、ナイスガイだからね。
私にとっては、大きなチャレンジだ!
なにせ、イングランドでプレイすることを22年間も夢見てきたのだからね。
厳しいものになることは分かっているよ。
だけど、私はこの道を選んだんだ。
心の底から、この挑戦を望んでいたからね!
クラヴァンのモチベーションは、かなり高そうですね!
後方からのビルドアップ、組み立ても期待できるプレイヤーだけに、昨シーズンのリバプールにはない戦術が採用できるかもしれませんね。
いずれ、怪我人が戻ってきたとき、センターバックも激しいポジション争いが繰り広げられるかと思いますが、クラヴァンの当面のライバルはママドゥ・サコーでしょうか。
ただ、センターバックは怪我が多いポジションだし、警告累積もたまりやすい傾向にあります。
決して、リバプールのセンターバックが飽和だとは言えないと思います。
あとは、ジョー・ゴメスが、どこまで成長して、レギュラー争いに加わってくれるか!ですね。
ラグナル・クラヴァン。
応援したいと思います。