昨年の夏、リバプールへやって来たマリオ・バロテッリですが、彼自身にとっても不本意な成績に終わってしまったものと思います。
いろいろ、バロテッリに求めたいものはあるものの、彼だけに、その責任を負わせることは、ちょっと酷かな?と、私は考えています。
リバプールのスタイルとバロテッリのストロング・ポイントのミス・マッチは、そもそも当初から分かっていたことではないか?とも・・・。
そんなバロテッリですが、本人は「リバプールに残りたい」という意向だと言われていますが、サンプドリアへローンで移籍するという案が浮上しているようです。
完全移籍でバロテッリを獲得するにはリスクがある・・・。
おそらく、躊躇するクラブも多いことでしょう。
ただ、ローンとなれば、若干、道は拓けるのかもしれません。
既に、ダニー・イングス獲得で合意に達しているリバプールですが、今後新たに、もう一人のストライカー獲得が決まるようなことがあれば、バロテッリの出場機会は、かなり減少することでしょう。
その場合には、バロテッリ本人にとっても、違う道を選択することもありなのかな?と。
サンプドリアの名前は、以前もポツポツと出ていた時期がありましたが、リバプールとしては、バロテッリの処遇を本気で考える時期に来たのかもしれません。
ちょっと気になるのは、補強(獲得)しては、短期で放出のような印象が根付いてしまうこと。
難しいことかもしれませんが、先々を見通して、本当にリバプールにフィットするタレントを発掘する作業を地道に行ってほしいと願うところです。