現時点、この夏のリバプールにとって、最も大きな補強となったサディオ・マネですが、リバプールと契約をする前に、マンチェスター・ユナイテッドから誘いがあったことを明らかにしました。
マネは、マンチェスター・ユナイテッドに断りを入れ、リバプールを選んだわけですが、その理由について語っています。
その決断に至るには、やはりユルゲン・クロップの存在があったようです。
マネは、これからのキャリアを送っていくにあたっては、ユルゲン・クロップの元でプレイをすることが一番良い選択だと説得もされ、納得の上でリバプールを選んだとのこと。
ジョゼ・モウリーニョが、マネに関心を示し、獲得に動いていたことも、マネ自身が認めています。
(SM)
(ジョゼ・モウリーニョから誘いがあったことについては)うん、事実だよ。
マンチェスター・ユナイテッド以外にも、多くのクラブが関心を示してくれたんだ。
だけど、すぐにリバプールも関心を持ってくれていることを知ってね。
リバプールこそ、自分にとって正しいクラブだと思ったし、正しい監督だと感じたんだ。
ここへ来たのは、私にとって正しいことだったよ。
リバプールは、長い歴史の中で多くのトロフィーを獲得してきた偉大なクラブだ。
だから、話があったときには、すぐにここへ来ることにしたよ。
それに監督が、私を欲しがっていてくれることを知っていたから「イエス」と言ったんだ。
正しい移籍だったよ。
クラブの規模を思えば、私がプレイヤーとして成長するために、適切なクラブだったしね。
それに、私にとって、その時期が来ていたんだ。
自分自身にとって、必要なステップだったということだね。
私は、バルセロナファンだったんだ。
お気に入りのプレイヤーは、ロナウジーニョだったよ。
だけど、多くのイングランドのクラブを観るようになって、賞賛に価すると思うようになっていたんだ。
そんな中でも、私の心を強く打ったのは、チャンピオンズリーグ決勝のミラン戦だよ。
リバプールとサインした日も、あの試合のことが頭に浮かんでいたよ。
あの試合は、あまりにも有名だし、アフリカの人々も皆が心を打たれたものだ。
ユルゲン・クロップとは、電話で話をしたんだ。
彼は、私のことを一生懸命にハードワークしている若手プレイヤーだと、理解していてくれたよ。
私は、「それこそが私です!」って答えたね。
私は率直に彼に言ったんだ。
私はハードワークをし続けたいとね!
それに、私は彼のことをよく知っていたんだ。
はじめて彼と会ったのは、ロンドンオリンピックのときで、「ハロー!」って言ってくれたんだよ。
マネの心の中には、イスタンブールの奇跡があったのですね!
それは、私自身、はじめて知りました。
以前、ユルゲン・クロップは、ロンドンオリンピック以来、ずっとマネには注目していた!と、語っていました。
いま思えば、もうそのときに、運命の歯車がまわりはじめていたのですね。
マネが多くを語ってくれたことで、リバプールファンもより身近に彼の存在を感じることが出来るようになりますね。
とりわけ、ジョゼ・モウリーニョ・マンチェスター・ユナイテッドを断ってリバプールを選んだ。
その事実だけでも、コップの心は燃えることでしょう。
マネ。
ますます応援したくなってきました。