ここまでのリバプールの補強、その進捗状況については、ユルゲン・クロップは満足できるものと、一定の評価をしているようです。
ただし、思いがけず負傷者が出るという要素もあり、ディフェンス陣については、今後何らかの手を打つ必要があるとも考えているとのこと。
各記者達に、語った内容の骨子です。
簡単にいえば、ディフェンス陣には課題が残っているという意味だと思います。
残された時間で、どれだけクロップが満足のいくプレイヤーを連れて来られるか!が、極めて重要にも思います。
まず、左サイドバックに関しては、当初から補強が必要と言われていた中、軽傷とは言われているもののアルベルト・モレノが負傷。
ジェイムズ・ミルナーに託すというスタイルで凌いでいます。
ミルナーならば、しっかりとこなしてくれると私は思いますが、やはり理想的には本職の左サイドバックがもう一人ほしいですよね。
また、センターバックにも不確定要素が発生しています。
ママドゥ・サコーとジョー・ゴメスが負傷のため、開幕には間に合わず。
しかも、サコーの場合は、チームの規律違反ということで、実に微妙な立場になっています。
また、軽傷ではあると思いますが、新戦力のジョエル・マティプも足首に問題を抱えています。
あまり考えたくないことですが、これでもしデヤン・ロブレンが怪我でもしたら・・・と思うと、やはり盤石とはいえない状態かと思います。
さらに言えば、時々ヘルプという形でセンターバックをこなしていたルーカス・レイバも負傷・・・。
また、移籍説も消えずにあります。
こう考えてくると、今リバプールが急ぐべきは、ディフェンスの補強。
それが最優先にも思えてきます。
ところで、かなり以前からリバプールの補強候補として名前のあがっていたヨナス・ヘクター(ドイツ)ですが、最近は静かになっている印象がありますね。
ただ、メディアによっては、リバプールは、その獲得を諦めていない!と、読んでいるようです。
一説には、移籍金に関しては£20mを用意しているのではないか?とも。
現状のリバプールを冷静に見ると、中盤に関しては2チーム分をつくれるだけの戦力を整えたと思います。
あとは、やはりディフェンスですね。
ディフェンスに弱味のあるチームが、勝ち続けることは非常に厳しい。
ぜひ、これからの夏、リバプールがグッジョブをしてくれることを祈っています。