ファビオ・ボリーニ。
リバプールで、がんばってほしい一人でありましたが、移籍する方向で、この夏を迎えることになりそうです。
寂しい感はありますが、ボリーニのことを考えれば、致し方ないとも思えます。
昨シーズンのように、危機的得点力不足に瀕したリバプールにあって、ベンチに入る機会さえ、ごくごく少なかったですからね。
ファビオ・ボリーニの状況について、彼の代理人は、次のようなことを述べています。
「ファビオは、新しい経験を望んでいる」
「リバプールからの配慮を望んでいたが、ヨーロッパ各地から、彼に関心を寄せるクラブがある」
「ブンデスリーガやイタリアのクラブが、彼に注目しているよ」
「ただ、イタリアのチームの多くは、監督の交代があり、その動きは、遅くなっている」
「彼は、自分自身を証明できるチームを望んでいるんだ」
「今は、檻の中のライオンのような状態だね」
昨年の夏は、サンダーランドから、かなりの好条件でのオファーを受け、リバプールとQPRがクラブ間合意をするという状況の中、本人の意思で、リバプールに残ったボリーニ・・・。
とはいえ、昨シーズンの起用のされ方、クラブからの評価を見れば、決断のときが来た!と、考えているのだと思います。
まだ、決まったわけではありませんが、どこへ行ったとしても、ボリーニのことは、これからも注意深く見守り、応援していきたいと思っています。