明日のプレミアリーグ、リバプールはバーンリーと対戦するわけですが、バーンリーといえばジョン・フラナガンですね!
シーズンローンで、バーンリーへと行ったフラノですが、リバプールからのローンプレイヤーということで、明日の試合に出場することは出来ません。
さて、フラノをシーズンローンで出したことについて、ユルゲン・クロップが考えを語っていますので、ちょっとだけその骨子をご紹介したいと思います。
これは、昨日行われた記者会見の場における発言の一部を私なりに意訳したものです。
(JK)
フラノをローンで出すことは、難しい決断ではなかったよ。
それは何より、彼のために理にかなったことだからだ。
長い負傷離脱期間を経て、彼にはプレイをする機会が必要とされている。
フラノのケースで言えば、バーンリーへ行って、高いレベルで出場機会を得ることが、実に理にかなっているということだよ。
あらゆる面から見ても、これは良いことなんだ。
ごくごく簡単に言えば、フラノにはプレミアリーグのチームの中でレギュラーとしてシーズンを通じて活躍する経験を積ませたいということでありましょう。
このローンが意味するものは、まずは何よりもフラノ自身のためになる。
成長したフラノが戻って来てくれれば、リバプールのためにもなる。
バーンリーにとっても、有り難い補強となる。
皆が得をするという発想でしょうか。
ただ、リバプールはサイドバックの選手層が決して足りているとは言えない状況です。
その状況下で、フラノをローンで出したことには、ファンの間でも賛否両論はあることでしょう。
それでもあえて、フラノに武者修行の機会を与えたユルゲン・クロップ。
目先よりも、フラノのこれから!を考えての一手だとしたら、私は、それは英断だったと思います。
とはいっても・・・やはり左サイドバックのほうは何とかしないと、長いプレミアリーグで常に上位にいることは難しくなることも考えられます。
移籍市場は、まだ開いています。
リバプールが、左サイドバックについて、どんな考えを持ち、行動するのか!?
しっかりと見ていきたいと思います。
そこが上手くいけば、フラノをローンで出して経験を積ませた意味が、より大きくなると思えるのです。