移籍関係

リバプールの左サイドバック候補にジャネル・エルキン(インテル)の名前も メディアより

canir
英国では、talksportが取り上げていますが、この見だしを見たとき、私は一瞬えっ!?と思いました。
リバプールが、ジャネル・エルキン(トルコ)獲得を狙っているという記事なのですが、少し時間を遡ると、今年3月の段階でも、同様の噂は出ており、私も当時このブログでご紹介したところです。
ただ、そのときにはリバプールとチェルシーが狙っているが、「インテル有利」ということで、ご紹介をさせていただきました。
この記事は、結果的に当たっていて、エルキンはフリートランスファーという立場で、インテルに加入することが決定したところです。(当時エルキンが所属していたクラブはフェネルバフチェ)

簡単にいえば、エルキンはインテルに来たばかりの新戦力。
そのエルキンに、何故移籍の噂が立つのか?
どうも、その原因は、インテルの内部事情にあるようです。

このニュースの元は、インテルの情報を専門に流している「FCインテルニュース」のようですが、まずインテルに中国マネーが入ってきたことが上げられます。
8月となり、株式の70パーセントを保有することになった中国蘇寧グループにより、クラブの首脳が一新され、なんとロベルト・マンチーニ監督の解任劇にまで発展しています。

そもそもエルキンは、マンチーニが高く評価して獲得したプレイヤーであり、後任のフランク・デブール監督は、エルキンを戦力として見なしていないという情報が踊っています。

嘱望されてやって来たのはいいけれど、来てみれば、監督代わった、戦力外・・・。
新生インテルとしては、起用しないプレイヤーにサラリーを払うのはクラブの負担であると考え、放出を検討している。
これが、大方の流れかと思います。

リバプールとしては、既に3月の時点で補強ターゲットの一人として見ていたとされており、メディアが取り上げることも理解はできます。
さて、リバプールが本当にエルキン獲得に動くのか?は、まだ分かりませんが、タイプ的には左利きのサイドバックで、必要があればウィングバックとしてもプレイ可能です。
クロスの精度が良いという評価を得ていますが、絶対的なスピードを持ったプレイヤーではなく、その部分がプレミアリーグでフィットするか?という課題はありそうです。

それにしても、インテルはかなりクラブ内がごたごたしていそうですね。
リバプールには、そういうことがないように願いたいところです。

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