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ジョエル・マティプがアフリカネイションズカップに参加せずリバプールに残る意向を示唆

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いまや、プレミアリーグにもアフリカ出身のプレイヤーが多く活躍する時代となりました。
ビッグクラブの中軸を努めている重要な存在もいますね。
ただ、アフリカ勢が主力としての役割を果たしているクラブにとって、常に頭痛の種になっているのは、アフリカネイションズカップの開催です。
アフリカ大陸の祭典であり、開催時期もプレミアリーグが佳境に入る時期と被ることから、しばらくはやり繰りに苦労が生じることも計算に入れておかなくてはいけません。
さて、カメルーン代表であるジョエル・マティプですが、アフリカネイションズカップ参加よりも、リバプールに残ってのプレイを優先するという意向を表明したと、エコーなどが報じています。

アフリカネイションズカップ2017は、年明けの1月~2月にかけて開催されますが、プレミアリーグ目線でいえば、最もスケジュールがタイトになる時期と重複してしまいます。
国のプライドをかけた祭典であり、クラブとしても引き留めるわけにはいかないとは思いますが、マティプがリバプール優先というスタンスでいてくれることは、ファンにとっては有り難いことではありますね。

マティプは、Telegraphに対し、次のようなコメントをしています。

(JM)
ぼくは、リバプールに集中すると言いたいね。
1月までには、まだ時間があるからどうなるかは分からないけど、そのアイディアはあると思っているよ。

昨年のぼくは、怪我の問題を抱えていたけど、その中で長い旅と余計な試合が入ることは厳しかったんだ。
ぼくは、自分の体と相談して、インターナショナルマッチの週は休むことが正しいことだと判断したんだ。

カメルーンの監督にも話したけど、彼は嬉しくなさそうだったよ。
だけど、ぼくは100パーセントであれねばならないんだ。

特に、リバプールにおける新しいキャリアのスタートにおいて、二度と怪我などしたくないからね。

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アフリカの人々にとって、重要な大会だということは承知しているつもりですが、マティプがリバプールに残ってくれれば、正直ほっとするし、センターバックのやり繰りも上手くまわせることでしょう。

マティプの場合は、ドイツとカメルーンのハーフであり、生まれ育ったのはドイツであるということも、多少なりと影響しているのでしょうか。
先日のレスター戦を観る限り、マティプは早くもプレミアに順応してきた感を受けました。

また、セットプレイの際には、ヘッドでのゴールも期待できることから、リバプールとしては、もし残ってもらえるならば、率直に言って有り難い。
おそらく、マティプとしては、ユルゲン・クロップとも相談をすることでしょう。

クロップの答え?
おそらく、ほぼ見えているような気がします。

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