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トレーニングで一番よくやっているのはアルベルト・モレノ(ユルゲン・クロップ)

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ハル・シティに快勝したリバプールは、プレミアリーグ3連勝、カップ戦を含めると4連勝と好調の波に乗ってきました。
ハル戦では、ジェイムズ・ミルナーの活躍、貢献度が目立っており、おのずと試合後にはユルゲン・クロップに対して、ミルナーの件についても質問が出たところです。
しかし、その件に関してクロップは、ミルナー個人のことについて答えることを婉曲に避け、サイドバックというポジション全体について答えるスタンスをとりました。

まず、そういったやり取りの前提になったのは、ミルナーが貢献したことは、言うまでもないという考えがクロップにあったものと思われます。
その上でクロップは、ナサニエル・クラインも非常によくやっていたと語っています。

たしかに、ハル戦でのクラインは、攻守に貢献しており、相手陣内の奥深くまで、何度となくアタックする、あるいは仕掛ける姿が印象的でした。
引いた相手を崩すにあたり、クラインが果たした役割は、実に大きなものがあったと、私も思っています。

ところで、クロップの発言の中で私が特に注目したのは、この会話の中で、アルベルト・モレノのことに触れたことです。

「最近のトレーニングで、一番よくやっているのは、アルベルト・モレノだよ」
と、クロップは語ります。

自分が置かれた状況をしっかりと理解し、一生懸命トレーニングに取り組んでいるということをクロップが明かしています。

こういうことは、非常に大切ですね。

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レギュラー落ちをし、失意も抱いているであろうモレノ。
しかし、がんばっている姿をしっかり見ているぞ!という監督からのメッセージ。
モレノも、より改善を目指すことでしょう。

モレノには、スピードと左足のパンチ力という強烈な武器があります。
あとは、よく言われるように守備力の改善でありましょう。

私なりに、モレノに修正を頼みたい点があるとすれば、高いポジションまで攻め上がるのは良いのですが、相手にボールを奪われる際、前のめりで倒れてしまうシーンが多いことです。
これだと、ボールをロストした後に、自陣への帰還が遅れてしまいます。

サイドバックとして、攻め上がったときに、万が一ボールを奪われたら、どのように相手の攻撃の速度を弱められるか?
そのへんをモレノが会得してくれれば、自ずとポジション争いの中に、再び加われる日が来ると、私なりには思っています。

私の気持ちとしては、がんばれリバプールのみんな!というのが率直なところです。

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