この夏、サウサンプトンからリバプールへとやって来たサディオ・マネですが、チームに合流するやいなや、すぐにフィットして見せ、リバプールの柱になりつつあります。
攻守両面に渡るマネの貢献は、非常に大きなものがあるし、実際マネが出場した試合における勝率は非常に高いという結果も出ていますね。
さて、サウサンプトンのレジェンドにマット・ル・ティシエという往年の名プレイヤーがいます。
そのキャリアをセインツ一筋に捧げた人物で、地元ファンからは、 "Saint Matt" (聖なるマット)とも呼ばれ、愛されている存在です。
ティシエは、マネのプレイをサウサンプトンで観られなくなってしまったことを嘆きつつも、マネを獲得したことは、リバプールにとって最高の補強だ!と語り、もしマネがシーズンを通じて好調を維持できれば、リバプールにプレミアのタイトルをもたらせる!とも語っています。
ここでは、そのティシエが、Sky Sportsへ向けて語ったことの一部を私なりにご紹介してみようと思います。
「私は、彼(マネ)とアダム・ララーナを失ったことが、試合を楽しむ上で、最も痛いことだと思っているよ」
「彼等は、お金を払ってでも観たい!と思わせるプレイヤーだった」
「私としては、もし彼が、サウサンプトン時代にはなかった一貫性を見つけた時には、彼はリバプールをリーグ制覇へと導くだろうと思っているんだ」
まさしく、今シーズンのリバプール、その攻撃に迫力を与えているのは、マネとララーナによるところが大きいと思います。
サウサンプトン・・・。
思えば、この2人以外にも、いまやリバプールの主力として活躍をしているプレイヤー達がいます。
セインツファンからしたら、実に複雑な心境かと思いますが、それだけ優れたプレイヤーを輩出しているということですね。
ロビー・ファウラーをはじめ、OBの間でも、マネへの期待はかなり高いようだし、今後の活躍を楽しみに見守っていきたいと思います。
ビッグクラブへ来ると、本来のパフォーマンスを見失ってしまうケースもありますが、マネの場合は、リバプールの水が合っているようですね。
ビッグマッチでも動じないだけのメンタルさえも感じます。
マネ、期待したいプレイヤーです。
まだまだ、秘めたポテンシャルを持っていると思うし、さらなるブレイク!を楽しみにしております。