リバプールへやって来て10シーズン目を迎えたルーカス・レイバですが、これまで多くの監督と一緒にやってきたが、ユルゲン・クロップとのシーズンはまったく違うものだと語り、チームに自信を深めているようです。
移籍市場ともなれば、恒例行事のように放出候補とされてきたルーカス。
この夏も例外ではなく、ガラタサライをはじめルーカスへのオファーは実際にあったようです。
そこにストップをかけたのが、ユルゲン・クロップだとも伝えられています。
ルーカス自身にとってみれば、出場機会ということを考えれば、もしかしたら移籍をした方が恵まれていたのかもしれません。
しかしルーカスは、リバプールで10シーズンを過ごしてきたということを誇りにも思っているようです。
今回は、ルーカスがESPN Brazilへ向けて語っていることの一部について、私なりにピックアップしてみたいと思います。
(LL)
出ていくという選択肢がいくつかあったことは本当だよ。
そうはならなかったけどね。
リバプールは取引を敬遠したんだ。
ここへ来て以来、私はクラブをリスペクトしてきたよ。
そして、今シーズンはクラブへ来て10シーズン目となった。
実にいいね。
私は、多くの監督とやって来たが、クロップとのシーズンは、まったく違うものだよ。
彼との関係は、非常に良好さ。
私は彼からこれ以上ないほどの自信というものをもらっているからね。
昨シーズンは、彼がチームを知るための時間が8ヶ月~9ヶ月ほどしかなかったんだ。
その点今シーズンは、プレシーズンからフルで彼と一緒だからね。
新戦力も加入したし、私達はプレミアリーグで、とても良いスタートが切れたよ。
だから私達は、タイトル争いに関して昨シーズンとは異なるものになると期待しているよ。
昨シーズンは、2つのファイナルへ行ったけど、2度とも落としてしまったしね。
今シーズンこそは、違うものになると期待しているんだ。
守備的ミッドフィールダーでありつつ、時にセンターバックを任されているルーカス。
出場機会自体は減少傾向にあるかと思いますが、クロップとの良好な関係が築けているようです。
10シーズン目を迎えたルーカスが、「これまでとはまったく違う」という今シーズンのリバプール。
ぜひ、プレミアリーグのタイトル争いを最後まで演じてほしいし、何かしらのトロフィーがほしいですね。
そのためには、充実した選手層が必要となります。
ルーカスも、いつ自分の出番が来てもいいようにと、準備に余念がないことでしょう。
若手プレイヤーのお守り役としても、ルーカスには多々助けてもらうことが、まだまだありそうです。