昨シーズンの10月に前十字靱帯を損傷するという大怪我を負って以来、ジョー・ゴメスには治療とリハビリの日々が待っていました。
その後もアキレス腱に問題が生じるなど、長期の離脱となったわけですが、ようやくメルウッドでチームメイトとトレーニングを共にする日に恵まれるに至っています。
そんなジョー・ゴメスの日々をデヤン・ロブレンはずっと見守っていたそうで、ジョー・ゴメスが離脱していた期間に見せていた態度などに感銘を受けていたことを語っています。
ここでは、ロブレンがゴメスについてLiverpoolfc.comで語っていることの一部を私なりに要約してみたいと思います。
(DL)
彼にとっては、本当にタフな一年だったね。
彼がプレイできなかった一年間、私は毎日彼を見てきたよ。
彼は強かった。
彼のメンタリティーが、私に伝わってきたんだ。
彼は、何事に対しても、常にポジティブだったね。
間違いなく失望していたに違いないが、彼は決して信じるということをやめなかったんだ。
ピッチに彼が戻って来た姿を見たことは、本当に嬉しかったね。
今の彼にとって最も重要なことは、フィットネスを維持することだ。
戻って来たわけだし、うまくいけば、今シーズンも何試合かに出場することもできることだろう。
私は、昨シーズン、彼と一緒にプレイしたときのことを憶えているよ。
彼が初めてプレイしてからの3試合は、驚くほど素晴らしいものだったね。
実に素晴らしいスタートを切ったんだ。
強い奴さ。この19歳はね。
信じられないほどだよ。
彼なら、トッププレイヤーになれるさ!
ロブレンの眼から見たゴメス。
その姿は、信じられないほどにポジティブで、強い若者だったとのこと。
周りの先輩達が、きっとゴメスを支えてきたのでしょうね。
私なりに思うのは、こういう発言が出来るようになったロブレンもまた、チームの中心人物として成長しているのではないかということです。
すっかりリーダーシップが身についてきたような印象を受けます。
ロブレンをして、彼はトッププレイヤーになれる!と言わしめたゴメス。
ぜひ期待にこたえてほしいし、それが実現したとき、リバプールのディフェンスは着実に強化されることでしょう。