この夏、ニースへの移籍がまとまったマリオ・バロテッリですが、リバプール時代における恨みと申しますか、フラストレーションは、今もまだ消えていないようです。
バロテッリは、自分のキャリアにおいて、最悪の関係にあったのは、ブレンダン・ロジャーズだと名指しで批判をしています。
そのバロテッリの批判に対して、ブレンダン・ロジャーズもコメントを求められています。
これは、talksportsなどが記事にしていることですが、バロテッリはブレンダン・ロジャーズへの不満をぶちまけています。
「ロジャーズには失望したよ。彼との関係は最悪だった」
バロテッリがリバプールへ加入したのは、ブレンダン・ロジャーズ監督時代であり、確かに出場機会も少なく、ローンで出されてしまうということになりました。
ただ、バロテッリをリバプールへと連れてくることが、ブレンダン・ロジャーズの希望だったのか?は、極めて怪しいところですね。
おそらく、補強に関して、こういった実例があったからこそ、ユルゲン・クロップは自分が権限を持てるようにシステム変更を要望したのだと思います。
ただ、バロテッリに批判されたブレンダン・ロジャーズは、ある意味大人の対応をしています。
「公平に言えば、彼が言っていることは正しいよ」
「マリオとは、心を通じ合わせることが出来なかった」
「おそらく彼は、フランスでラストチャンスを迎えている。素晴らしい才能を発揮してくれることを願っているよ」
バロテッリは、ユルゲン・クロップにも、いい印象は持っていないと言われていますが、クロップを批判する場合には、ほぼ代理人の口からでした。
要するに、リバプール時代は幸せではなかったということでありましょう。
私が思うには、バロテッリが悪いとか、監督の対応がよくなかったとか・・・そういうこととは別に、補強のシステムに問題があったのではないか?と。
ただ、それもユルゲン・クロップがリバプールの監督を引き受けたことで、大きな変化があったし、これからのリバプールは、監督が欲するプレイヤーにオファーをしていけることでしょう。
未来志向で話をしたいですね。