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ディルク・カイト 「オールド・トラフォードで満場のブーイングを受けることは私のプライド! スカウサーと呼ばれることを誇りに思う」

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今もなお、多くのリバプールファンから愛され続けるディルク・カイト。
惜しみないプレイ、その献身的な姿は感動的でした。
また、ディルク・カイトは、試合後の姿を見ても、相手へのリスペクトを忘れず、常にスポーツマンシップに溢れた人だったと思います。

そのディルク・カイトですが、ご存知の皆さんも多いように、先月下旬には、ヨーロッパリーグの試合があり、マンチェスター・ユナイテッド戦にフェイエノールトのキャプテンとして出場しています。
もちろん、ご家族でリバプールに立ち寄ってもくれました。

ディルク・カイト。
またまた、コップのハートを鷲掴みにするようなメッセージを放っています。
ディルク・カイトが何を言ったのか?
エコーが紹介してくれていますので、私なりにピックアップしてみたいと思います。

(Dirk Kuyt)
私達は、マンチェスター・ユナイテッドと戦った。
ロッテルダムでは、私達が1-0で勝ったことは知ってくれていると思うけど、残念なことに、オールドトラフォードでは4-0で敗れてしまった。

試合中に、ひとつの出来事が起こったよ。
6万人のサポーターが、私へ向けて叫んだんだ。
b*****dとね。

普通ならば、ライバルチームからこういうことをされるのは、最高ではないよね。
だけど私は、そのことを誇りに思ったんだ。
なぜならば、私は「スカウサー!」と呼ばれることを誇りに思っているからね!
養子にしてもらったリバプール市民だ!

私にとってのスカウサーは、本当に良い人々なんだよ。
一生懸命に働いている人々、献身的な人々、そして、決して諦らめない人々!

(ディルク・カイトは親指をあげて)
スティーブ!決して諦めない!というメッセージを君にも送りたいと思うよ。
飛び続けて!ポジティブであり続けて!
君が知っているとおり、みんなが君の友達だし、私は君のことを誇りに思うよ!

君のために祈っている。

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ディルク・カイト!
何ということを言ってくれるのでしょうか(涙)

カイトが言うところのスカウサーが意味するものは、リバプールという土地柄を顧みる必要もあると思います。
昔から、決して裕福ではなかった街。
失業給付で、週末のフットボールだけを楽しみに生活する人々が多い街・・・。

かつて、リバプール出身のジョン・レノンも、「ワーキング・クラス・ヒーロー」というナンバーをつくりました。

ディルク・カイトが伝えてくれるもの。
決して諦めない人々!ポジティブであり続けて!

今のリバプールにとって、あまりにもベストフィットする言葉に、胸が熱くなりました。

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