イングランドのフットボールは、ボクシングデーを象徴とするクリスマスシーズンから年末・年始にかけて、実に過密スケジュールが組まれる慣習がありますね。
ユルゲン・クロップは、この時期に、ダニエル・スタリッジとエムレ・チャンが戻って来たことを歓迎するコメントをしています。
ここ数試合のリバプールは、ベンチに若手を控えさせるケースが増えておりました。
若手の姿を見るのも、もちろん大きな楽しみですが、チームをあずかる監督としては、負傷者が戻ることほど嬉しいものはないと思います。
ここでは、ユルゲン・クロップが、Liverpoolfc.comへ向けて語っていることの一部について、ご紹介させていただきます。
(Jürgen Klopp)
非常に重要なことだよ。(2人が戻って来たこと)
ダニエルは、2度しかトレーニングをしていなかったから、起用する時をしっかりと待つ必要があったんだ。
最後には、試合は彼のものになったね。
2度のトレーニングは、強い負荷のかかるものではなかったよ。
エムレも同じような状況だった。
ちょっとだけ長くトレーニングをしていた程度だ。
彼等が戻って来てくれたことは、実に大きいよ。
私達は、試合において何かを変えるためのオプションを必要としていたんだ。
いいことだよ。
一番厳しい時期を迎えるにあたり、経験を持ったプレイヤーが帰って来てくれることは、確かに大きいですね。
その分、これまでずっとがんばって来たプレイヤーの負荷を軽くすることもできる。
復帰戦が、マージーサイドダービーという激しい試合となった2人ですが、また一週間すれば、状況はかなり良くなっていくことでしょう。
次の対戦相手はストーク。
落とせない試合だけに、より盤石な体制で臨みたいところです。