リバプールの試合を熱心にご覧になっているファンの皆さんはご存知だと思うのですが、PKを得た際にユルゲン・クロップは後ろを向いてしまいますね。
スタンドの反応を見て、「よし!決まった!」というリアクションをよく見かけます。
ユルゲン・クロップ自身は迷信家ではないのだそうですが、PKの時だけは別なのだそうです。
このことについて、Expressが触れていますので、ちょっとその一部をご紹介したいと思います。
マンチェスター・シティ戦を目前にしたリバプールですが、昨シーズンはリーグカップの決勝でも対戦しており、そのときもPK戦でした。
「PKを見ていましたか?」との問いに、ユルゲン・クロップは、「おそらく見ていなかったよ」と答えています。
「私は一般的に言うところの迷信家ではないよ」
「しかし、私達がPKを撃つときには、明らかに違うんだ」
「ミリー(ジェイムズ・ミルナー)のときは、まったく問題ないけどね」
「私が見る必要なんてないんだ。得点が決まったときのノイズを楽しむんだ」
ユルゲン・クロップらしくて、これもまたいいですね。
たしかに、ミルナーのPKは安定していると思うし、まったく問題ないですね。
スティーブン・ジェラードがいなくなって以来、実は私、リバプールのちょっとした課題はセットプレイの際のキックにあると思っています。
PKならば、ミルナーがいればオッケーなのですが、たとえばフリーキックとかコーナーキックのときに、誰かがいれば・・・と感じるシーンがあります。
幸い、コーナーキックのときには、コウチが蹴ったボールが良くなっているので、怪我から戻ってくれば、何とかなると思います。
スティーブン・ジェラードを求めるのは酷ですが、セットプレイのスペシャリスト的な存在になり得るキッカーがいれば、随分とリバプールの攻撃も幅が拡がると思います。
密かに、キャメロン・ブラナガンには期待している私であったりしました。
もし、今度のシティ戦でPKを獲得するシーンがあったら、そのときにはユルゲン・クロップのリアクションに注目したいですね。