以前から、ユベントスが夏の補強候補としてエムレ・チャンに関心を示しているという報道はありましたが、イタリア国内では、いまだその噂は消えていないようです。
Mirrorが報じています。
エムレ・チャンとしては、今シーズンのリバプールにおいて、なかなか固定された役割を得ておらず、残りシーズンでどこまで存在感を発揮できるかが重要になってきそうですね。
ユベントスがエムレ・チャンを欲しがっているという噂があること。
それはそれとして、現時点でのリバプールにおいて、エムレ・チャンが最も生きる道は何か?
当然、ユルゲン・クロップ監督も考えているでしょうが、エムレ・チャン自身もアピールを続けていきたいところです。
たとえば、アンカーとしてやっていくならば、場合によっては、ジョーダン・ヘンダーソンのバックアッパーという序列になってしまうかもしれません。
おそらくそれは、エムレ・チャン自身は望まないかとも思えます。
では、一列前でのプレイに磨きをかけるかということになってきますが、そうなった場合であっても、ポジション争いは激しいものとなりそうです。
昨年のエムレ・チャンを見ていると、かなり相手ゴールエリア付近まで侵入する動きもあったし、自ら得点をするシーンもありました。
ああいったプレイを蘇らせ、さらに磨きをかけていくことに集中するという道も一手かもしれません。
さらに、冬の移籍市場では非常に静かだったリバプール。
今夏には、おそらくそれなりの資金も投入して新戦力を獲りにいくことでしょう。
その際、よく言われるようにアンカータイプを連れてきたとき、もしかしたらジョーダン・ヘンダーソンが、一列前に出てくるかもしれない。
となると、エムレ・チャンの起用法が、また難しくはなりそうです。
しかし、もしリバプールが来シーズンにはチャンピオンズリーグに返り咲ければ、必然的に試合数も多くなり、それはエムレ・チャンにとってプラスに働く可能性も高そうです。
いずれにしても、エムレ・チャンとしては、まず今シーズンの残り試合において、どれだけ自分の存在感をアピールできるか。
そこが極めて重要なように思えます。
リバプールは、本日土曜日、ハル・シティとの対戦を控えており、来週にはトッテナムとのビッグマッチがあります。
この2試合のメンバーを見たとき、あくまで現時点においてですが、エムレ・チャンのチーム内での序列が見えてくるかもしれません。
スキルが高いことは間違いのないプレイヤーだけに、何か再起のきっかけがほしいですね。