17歳にして、ウェールズのフル代表に選出されたベン・ウッドバーン。
リバプールにとっても期待の星であり、どうか大切に育ててほしいし、大きな怪我をすることなく、今後のキャリアを積み上げていってほしいと、私は心から願っています。
さて、今回ベン・ウッドバーンが、クリス・コールマン監督から招集を受けたことを受けて、ユルゲン・クロップ監督が語っていますので、ちょっぴりご紹介をしたいと思います。
ユルゲン・クロップ監督は、ベン・ウッドバーンのウェールズ代表選出について、金曜日に行われた記者会見の場で触れております。
その発言内容の骨子を私なりに、まとめてみたいと思います。
(Jürgen Klopp)
私が今、どう思っているかだって?
多分、私が言うべきことはないよ。
だが、何か問題でもあるかな?
ノーだよ。オッケーだ。
これは物語であり、私達には止めることは出来ないんだ。
ベンは、素晴らしい若者であり、彼は100パーセントを発揮することが出来る。
彼は、状況をすべて認識しているし、まだまだ学び続けていかなければいけないことを十分に理解もしているよ。
ウェールズが、彼を呼ぼうとしたことを私は理解できる。
私は、彼がウェールズで最も素晴らしい23人のプレイヤーの内の一人だと、監督から聞かされていたからね。
だから、彼は必要とされたのだろう。
彼にとってもいいことだよ。
しかし、彼が正しく成長していくために、今2人の監督がいるということだ。
それは、ずっと私の責任であったわけだが、今はその役割をシェアすることになる。
いいことじゃないか。
ユルゲン・クロップ監督としては、ベン・ウッドバーンのウェールズ代表招集を祝福しつつも、まだまだこれから将来へ向けて、学んでいくべきことが沢山あるという考えを持っているようです。
もちろん、祝福する趣旨のコメントではありますが、微妙に複雑な心境でもあることが、行間に見て取れるような気もいたします。
クラブをあずかる監督とすれば、大切な金の卵を一時期とはいえ、あずけるわけですからね。
今回のフル代表招集が、ベン・ウッドバーンの成長のために、プラスになってくれればよいし、そうあってほしいと願っています。