マージーサイドダービーで先発出場を果たしたルーカス・レイバ。
リバプールの現役プレイヤーとして、最もダービーを熟知した男だと言ってもいいでしょう。
思えば、ルーカス・レイバが、アンカーとしてスタメンで出場する姿というのは、久しぶりに見た感がいたします。
昨日の試合では、勝利を飾ったひとつのポイントとして、ルカクに良い形でボールを持たせなかったことがあると、私としては思っています。
もちろん、センターバックの2人ががんばっていましたが、その一列前で、かなりルーカス・レイバが、相手ボールをはじき返しているシーンに気づきました。
時にはヘッドで、時には潰しに行くスタイルで。
そのルーカス・レイバですが、マージーサイドダービーが、いかに特別なものであるかを語っています。
この場では、ルーカス・レイバがLiverpoolfc.comへ向けて語った言葉の一部について、私なりにまとめてみたいと思います。
(Lucas Leiva)
私達にとってビッグゲームだった。
ホームでのダービーだからね。
いつだって特別なものだし、とりわけ私達が勝利したときには格別だよ。
難しい状況の中、私達はとてもいい試合が出来たと思う。
多くのプレイヤー達が、遅れてのチーム合流となった状況だったからね。
フィル(コウチーニョ)、ロベルト(フィルミーノ)そしてサディオ(マネ)、彼等は傑出していたね。
私達は、この試合に臨むために、一日しか準備にあてることが出来なかったんだ。
しかし、私達はダービーで勝利することの重要性が分かっていたし、トップ4の中で上っていくべきことを理解していたよ。
ファンにとって、このダービーが、どれだけの意味を持つかも、私達はよく理解していた。
私達は、リバプール・レッドであり続けたんだ。
今シーズンの私は、後方でのプレイが多く、ミッドフィールドではあまりプレイをしていなかった。
私に機会が巡ってきたということであり、全体的によくやれたと思っているよ。
もちろん、試合の中において、激しさを感じさせるところもあった。
それも含めての試合というものだからね。
祝おうよ。
ビッグゲーム、ダービーだったのだから。
日曜日からは、次の試合に集中しなければならない。
そして、上手くリカバーするんだ。
マージーサイドダービーを知り尽くしたルーカス・レイバらしい言葉かと思います。
ファンにとって、何を意味しているかを思うルーカス・レイバ。
まさに、もはやスカウサーですね。
さて、今後のリバプールですが、プレミアリーグが短期間で2試合組まれています。
水曜日にはボーンマス戦、中2日間での土曜日にはストーク戦。
試合日程からしても、またルーカス・レイバに出番がまわってくる可能性はあると思います。
ヘンドとアダム・ララーナを欠いている今、ベテランと若手が力をあわせ、チーム力を結集して、勝利街道を進んで行ってほしい!と、願っております。