この夏、マンチェスター・シティからリバプールへやって来たジェイムズ・ミルナー。
プレシーズンマッチにおいても、その存在感を存分に示していると思うし、王者の味を知っているという経験値が、必ずや若いチーム、リバプールに多くを与えてくれるものと、私は思っています。
そんなミルナーが、リバプールにやって来て、すぐに馴染めたし、ここに来て本当に幸せだと語っています。
また、プレミアリーグでトップ４に入ることは、どのチームにとっても、非常に難しいことだが、リバプールには成し遂げるだけのものが、すべて揃っていると、心強いコメントをしてくれています。
（ＪＭ）
どのチームにとっても、プレミアリーグでトップ４に入るのは難しいことだよ。
ひとつの試合に勝つことも簡単ではないからね。
プレミアリーグを制覇しようとするなら、本当に険しい道のりなんだ。
でも、私達には成功するためのものが揃っている。
ファン、監督、プレイヤーとね。
それらすべてを持っているということは、リバプールが成功するための要素となるよ。
ここへ来てみて、それらを見ることで、リバプールにはすべてが備わっていると知ったんだ。
私達は、よいテストを過ごしているし、フィジカルも整ってきている。
若者達の存在が、私の助けになってくれているよ。
クラブを移れば、落ち着くまでに時間がかかることは分かっていた。
時には、１年かかることだってあるんだ。
でも、私がこれまで経験したいつのときよりも、素早く馴染み、快適に過ごせているんだ。
ここにいる、若者達のおかげだね。
私は、そのことをフィールドで示したいと願っているよ。
快適で幸せならば、そのことがフットボールに表れるからね。
ジョーダン(ヘンダーソン）は、とてもいいプレイヤーだよ。
彼が、ここ数年で、どれほど改善してきたかを見てきただろう。
彼は、ただただ改善しようと努めているんだ。
そして、リバプールのキャプテンにふさわしい精神力の強さも逞しくしてきたね。
ドレッシングルームでも彼は、素晴らしい役割を果たしているよ。
間違いなくキャプテンにふさわしい男だし、偉大なリーダーになるだろうね。
みんな、最高のプレイヤーと一緒にやりたいだろう。
私のキャリアを通じて、今は本当にラッキーだと思っているよ。
私達のチームには、素晴らしいプレイヤーがいるし、若者達がいるのだからね。
ミルナーのコメントを読みながら、ふとシティのことを思ったのですが、あのチームの場合、様々な国、クラブで実績を残した、いわゆる完成されたベテランが多い。
そんな環境の中で、やって来たミルナーにとって、リバプールの若さは、新鮮であり、心安まるものだったのではないでしょうか。
また、ジョーダン・ヘンダーソンこそキャプテンにふさわしい！と、ミルナーが言葉にしたことは、非常に大きいと思います。
ヘンダーソンにとっても心強いし、これでチーム一丸となる礎が築かれたと言っても過言ではない。
私は、そう思っています。