ヨーロッパのシーズンも最終盤へ突入しており、メディア界では移籍関連の話題が花盛りですね。
今回は、そういったいわゆる噂のうち、バイエルン・ミュンヘン所属のドウグラス・コスタ(ブラジル)のことに触れてみたいと思います。
ドイツのSport Bildによれば、ユルゲン・クロップ監督が興味を持っている一人だとのこと。
ドウグラス・コスタは、1990年9月14日生まれの26歳で、もしリバプールへやって来るようなことがあれば、ウィンガーとしての役割を期待されてのことでしょう。
利き足は左なので、主に左ワイドからの攻撃を得意としますが、右ワイドをもこなすことができます。
仮定の話ですが、万が一ドウグラス・コスタがリバプールに加入するようなことがあった場合、右にはサディオ・マネがおり、両翼に快速プレイヤーを置くことが可能となります。
さらに、その近くには、フィリペ・コウチーニョとロベルト・フィルミーノというブラジル人がいるという形に・・・。
なお同誌の見解では、ドウグラス・コスタを獲得する際の移籍金は£26mほどだとのこと。
バイエルンといえば、両翼にはアリエン・ロッベン、フランク・リベリーがいるし、なかなかドウグラス・コスタにとっても難しい環境であるとは言えそうです。
ドウグラス・コスタに関しては、リバプールの他にも、トッテナムやユベントスが関心を持っているという説もあるそうです。
バイエルンを去ることについて、ドウグラス・コスタ自身が質問を受けていますが、当然のことながら、バイエルンのプレイヤーであることを強調しつつ、移籍も視野にいれていると受けとめられるようなサジェスチョンもしています。
「チームの名前は言えないが、イングランドから話が来ているよ」
「スペイン、フランスからも来ている」
「だけど私はバイエルンをリスペクトしているんだ。2020年まで契約があるからね」
「私としては、イングランドは世界で最も偉大なリーグのひとつだと思っている。素晴らしいよ」
バイエルンとの契約が残っているものの、プレミアリーグに関心を示していることを率直に語っています。
ディフェンスラインの強化が必須とされるリバプール。
と、同時にウィンガーとストライカー、それも絶対的な仕事が出来るタレントが必要だとされてきました。
この夏、リバプールが誰を連れてくるのか。
興味の尽きないところです。