Adam Lallana
２０１６－２０１７シーズンも残り３試合という時期になりましたね。
シーズン終盤にあたり、ランダムにプレイヤーをピックアップしておりますが、第３回目はアダム・ララーナのことについて触れてみたいと思います。
初回、２回目は、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、サディオ・マネを取り上げてきたところです。
まず、今シーズンのアダム・ララーナは、非常に充実していたと思います。
リバプールへの貢献は、非常に素晴らしいものがあったと、私は考えております。
アダム・ララーナの特徴は、ピッチ全体でも狭い局面でも才能を発揮できる点が大きいと思っております。
あのフリーランニング、スプリントは魅力だし、逆に密集地帯でも高い技術でチャンスメイクをすることができる。
特に今シーズンは、新加入でサディオ・マネがやって来たことにより、アダム・ララーナが活躍できる機会が増え、質も高まったように感じます。
さらには、フィリペ・コウチーニョとロベルト・フィルミーノ、この２人とも非常によく連携が取れていますね。
セネガル人、ブラジル人とのコンビネーションの中で、違和感なくプレイが出来るアダム・ララーナは、イングランド人の中にあっても希有な存在のように、私には思えます。
おそらく、イングランドスタイルとは異なるリズムを持つスタープレイヤー達と日々一緒にトレーニングをし、実戦に臨むことで、アダム・ララーナにとっても何らかのプラスアルファーが生まれてきたのではないでしょうか。
アダム・ララーナの大きな魅力のひとつはスプリント！と書きましたが、足元のボールさばき、タッチの柔らかさ、巧みさも素晴らしいものがありますね。
また、今シーズンにおいては、ボールのまわし方にもイマジネーションを感じさせてくれます。
アダム・ララーナは、１９８８年５月１０日生まれですので、もうすぐ２９歳の誕生日を迎えます。
年齢を考えても、今この時とこれから２年間くらいが最も筍だと思われます。
ぜひ、アダム・ララーナが存分にフルパワーを発揮できるうちに、リバプールでの成功を勝ち取ってほしいですね。
まずは、今シーズンの目標を達成し、来シーズンこそは念願のタイトルを狙いにいきたいところです。
そのためにも、アダム・ララーナの力が必要不可欠になる。
私はそう思っています。