2001年の今日、5月12日は、リバプールファンにとって忘れられない試合のひとつが生まれています。
FAカップ決勝。
相手は強豪アーセナル。
ドラマのひとつが誕生した時でした。
試合はアーセナルが優勢という状況で推移し、試合終了残り10分くらいまでは、アーセナルが主導権を握っていたと言っていいと思います。
そんな状況の中、マイケル・オーウェンが2ゴールを決め、リバプールが2-1で勝利し、伝統のFAカップを制覇しています。
リバプールには、感動を呼ぶような試合、奇跡のような試合が沢山ありますね。
そんなところも、ファンに愛される由縁かと思います。
また、このときの対戦は、FAカップ史上において、はじめてイングランド国外で決勝戦が開催されたことでも記録に残っています。
当時、イングランドのメインスタジアムであるウェンブリーが工事中だったため、ウェールズのミレニアム・スタジアムが会場となりました。
さらに、今思えば、ちょっぴり不思議な感もいたしますが、外国人監督同士のFAカップ決勝戦も、史上初だったそうです。
リバプールを率いていたのは、ジェラール・ウリエ監督、アーセナルはアーセン・ベンゲル監督という時代でした。
こういうドラマを生めるチーム、リバプール。
こういう歓喜の時を来シーズンこそは味わいたいですね。
ユルゲン・クロップ監督に期待したいと思います。