移籍関係

バロテッリ獲得にラツィオが関心 問題は週給の高さ

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リッキー・ランバートがウェスト・ブロムへと去って行った今、リバプールの課題としては、ファビオ・ボリーニ、そしてマリオ・バロテッリをどうするか?という点になってくることでしょう。

バロテッリに関しては、いくつかの受け入れ先の名前が出てきましたが、いずれも不発に終わっています。

どうも、その背景には、バロテッリが得ている週給の高さにも、大きな原因があるようです。

今回、報道に出て来ているのは、ラツィオがバロテッリ獲得に興味を示しているというもの。

しかしながら、ラツィオがバロテッリを獲得する場合には、大きく分けると二つの条件があるとのこと。

・まずは、バロテッリ獲得はローンであること。
・もう一つは、バロテッリの週給の一部をリバプールが引き続き支払うということ。

週給に関しては、あまりにも単純な発想で考えれば、バロテッリが減給を飲めばいい・・・という意見もあるとは思いますが、契約というものがあるので、リバプールとしては、バロテッリがチームにいる限り、当初決めた金額を支払う義務がある・・・。

そうなると、バロテッリ側としては、ラツィオへ行って大幅な減給になるよりは、リバプールに残って、サラリーをそのまま貰ったほうが、金銭的には得をするという複雑な図式に。

今回ラツィオが提示してきた条件は、その折衷案とも言えるものと言えそうです。
要するに、「ローンで引き取るけど、週給の一部はリバプールが払ってね」と。

若いうちに、あまりに法外な高給をもらってしまうと、こういう事例に発展するケースも時にはありますね。

特に、マンチェスター・シティのように、裕福なクラブに若いうちから在籍すると、その後のプレイヤー人生に影響を与えかねません。

うん?
そういえば、超がつくほどの高給で、シティへ行った若者がいましたね。
将来は大丈夫なのか?とも思いますが、今後数年の活躍度によっては、難しい立場になることだってあり得そうです。

バロテッリの放出問題に関しては、リバプールがラツィオの提案を飲むか?という部分にかかっているようです。

そういうことを考えると、週給というものを決めるのは、実に重要な要素だと実感しますね。

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