そんなこと、言われなくても分かっているよ!ということで、改めて書くのも気恥ずかしい思いがいたしますが、新シーズンにおける期待大なプレイヤーとして、今回はフィリペ・コウチーニョとロベルト・フィルミーノのブラジルコンビを取り上げてみたいと思います。
元来、才能あふれるタレントですが、リバプールへ加入以来、どんどんレベルアップしている感のある二人ですね。
ブラジル代表でもチームメイトである二人。
当然のことながら、呼吸もぴったりです。
テクニックもハイレベルだし、ここぞ!という時に絶対的仕事をしてくれる匂いを感じます。
さて、新シーズンですが、私としては二人の距離感において、2016-2017シーズンと比べると、若干変化が生まれてくると予想しています。
これまでよりも、もっと近くの位置でコンビネーションを構築できるのではないかと・・・。
サディオ・マネが加わったことで、リバプールには大きな変革が起きました。
さらに、新シーズンからは快速のモハメド・サラーが加わります。
両翼にスピード豊かなプレイヤーを配することが可能となるリバプール。
以前、ユルゲン・クロップ監督が示唆していましたが、コウチは左ワイド気味のポジションから、より中でプレイをする時間が増えるのではないでしょうか。
ロベルト・フィルミーノは、おそらくトップに近い位置を務める機会が多いかと思う次第です。
となると、二人が近い距離で縦の関係になったり、入れ替わったりという連動が出て来る可能性があるかと愚考します。
サディオ・マネもモハメド・サラーも、縦へと引き裂く突破も得意ですが、中へと切り込んで来る動きも出来ます。
コウチとロベルト・フィルミーノは、もちろんワイドに開いてもテクニックを発揮できるし、より流動性豊かな波状攻撃が見られるように思います。
あとは、アダム・ララーナやジョルジニオ・ワイナルドゥムなどが、効果的に絡んでくれば、相当の破壊力を持つことでしょう。
コウチとロベルト・フィルミーノは、ますますプレミアリーグにフィットしてくるだろうし、その中においても、若干新しい関係性の中で生きてくる。
私としては、そのように予想しています。
そのことで、二人共に、ゴールとアシストが、数字上も向上してくれれば、言うことなしですね。
イマジネーション溢れる攻撃力と、プレスにも行ける献身性を兼ね備えたブラジルコンビ。
大いに期待したいところです。
新しいシステムでのプレイぶりを早く見たいものです。