この夏の補強では、いくつかの目玉があったと思いますが、いい意味で最も驚きであったのは、18歳の若者、ジョー・ゴメスのポテンシャルと出来映えだったのではないでしょうか。
センターバックを本職とし、右サイドもこなせる若者。
プレシーズンにおいて、いきなり左サイドバックを任されるや、このポジションでも高いパフォーマンスを披露してくれました。
アルベルト・モレノのコンディションが、今ひとつ万全とは見えない中、開幕での先発も十分にあり得るのではないか?と、私としては予想しています。
そんなジョー・ゴメスが、プレミアリーグ開幕へ向けての意気込みなどを語ってくれていますので、ごく一部ですが意訳して、ご紹介したいと思います。
(JG)
ヘルシンキ戦のメンバーに選ばれたことは、よかったよ。
でも、ストーク戦までに、やらなければいけないことが沢山ある。
チームの一員になれるように、ぼくは一生懸命やるだけだよ!
ストークとの試合で、プレイすることが、現時点でのぼくの目標だね。
スタートから出場できれば、ぼくには自信があるよ。
ベストを尽くして、チームの助けになれると思うんだ。
ぼくは常に、リラックスするように心がけているよ。
もちろんプレッシャーは感じるけど、それは、上手くやりたい!という気持ちから来ることなんだ。
そして、いつも支えてくれている友人や家族のために、いいパフォーマンスをしたいね。
このインタビューの中でゴメスは、ポジションのことについても問われ、本職はセンターバックだけど、どのポジションであろうと喜んでやるよ!と、心強いコメントもしています。
この場でも何度か触れましたが、ゴメスの場合は、ディフェンダーとは思えないほどにボールタッチが柔らかく、足元が上手い。
さらに、前線へパスを送ることも得意そうだし、自ら上がっていくことも出来る。
リバプールは、本当に良い補強をしたと思います。
ゴメスが、このまま順調に成長していけば、長い年月に渡って、リバプールのディフェンスにおける要になるのではないでしょうか。
実に、楽しみな若者だし、そのポテンシャルがどこまで奥深いのか。
シーズンを通じて、じっくり見ていきたいプレイヤーです。
ぜひ、リバプールには、大切に育ててほしいですね。