現在、ドイツへ渡っているリバプールですが、ユルゲン・クロップ監督が負傷者の状況についてコメントをしており、LFCが公式にアナウンスしています。
その中で、ジェイムズ・ミルナーに関してですが、ドイツ遠征には帯同をしているものの、フルトレーニングへ戻るのは8月、メルウッドへ戻った後を予定しているそうです。
ジェイムズ・ミルナーが負傷をしたのは、アジア・トロフィーでレスターと対戦をしたファーストハーフであり、7月22日(土)のことでした。
リハビリなどで、約10日間はかかると見ているようで、必然的にドイツ滞在中には試合などには使わない方針を明確にしたものです。
心配ではありますが、ジェイムズ・ミルナーは経験豊富なベテランであり、おそらく開幕にはフィットするように合わせ込んでくるものと思われます。
次に、ドイツでの初日のトレーニングをお休みしたロリス・カリウスとダニー・ウォードについては、それぞれ問題があったものの、ほんの数日で戻れる程度のもののようです。
ちょっと心配なのは、ナサニエル・クラインでしょうか。
ユルゲン・クロップ監督は、ネガティブなことは言っていませんが、「私達もクライニーも待つ必要がある」としており、完全回復までには、もう少し時間がかかるニュアンスでした。
私は、ちょっとナサニエル・クラインの状況を心配していて、昨シーズン終盤時期から、なかなか怪我から抜け出せない期間が増えてきているように感じています。
思い切って、しっかりと治療をし、万全のコンディションを整えたほうが、結果的に早く戻れるかもしれませんね。
こうなると、トレント・アレクサンダー・アーノルドにかかる期待が、必然的に高まる可能性もありそうです。
なお、ユルゲン・クロップ監督は、サディオ・マネとダニー・イングスの復帰を歓迎していることは勿論、新戦力のアンドリュー・ロバートソンのことを誉めていました。
「ロボ(ロバートソン)は、ここにいるが、実にいいね」
最初から好印象で迎えられたようです。
ジェイムズ・ミルナーが、ドイツ滞在中は試合に出ないことが明らかになった今、アンドリュー・ロバートソンが試合に出てくることは、まず決まりと言ってよさそうです。
また、こういう状況になると、アルベルト・モレノを放出することは、いささか躊躇する可能性も出てきそうです。
まだ確定ではありませんが、もしかしたら今シーズンのリバプール、その左サイドバックに関しては、ジェイムズ・ミルナー、アンドリュー・ロバートソンに加え、アルベルト・モレノも確保する・・・という形になるような予感もしてきました。
ジェイムズ・ミルナーの場合は、本職はミッドフィールダーだし、過剰人員になるわけではなく、そういう形もありかなとは思います。
あとは、右サイドバックですね。
トレント・アレクサンダー・アーノルド、ジョン・フラナガン、場合によってはジョー・ゴメスでまわすか。
ナサニエル・クラインの状況を今後もチェックしていきたいと思います。