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スティーブン・ジェラードがコウチーニョの件について語る 「バルセロナのやり方に問題がある」


開幕の前日になって、このような騒動が起ころうとは、正直に言って私はまったく予想もしていませんでした。
コウチーニョがトランスファーリクエストを提出したことは波紋をひろげ、ある意味情報が錯乱状態ですね。
そんな中、スティーブン・ジェラードが、コウチーニョの心情を、ある程度察するかのようなコメントをしています。

スティーブン・ジェラードによれば、バルセロナがコウチーニョ側に強い圧力をかけてきており、コウチーニョはある種パニック状態になっても仕方がないと・・・。

どうも、バルセロナは「うちへ来るなら今しかない。今来なければ永遠にバルセロナへは来られない」と、言ってきているというのです。

これは、スティーブン・ジェラードがBT Sportに出演した際に明かしたことであり、ESPNも報じています。

この場では、スティービーが語った言葉の一部を、私なりに多少まとめてみたいとおもいます。

(Steven Gerrard)

ここでの問題はバルセロナにある。
なぜなら、彼等は彼(コウチーニョ)の代理人に言ったからさ。
「今か、永遠にないかだ」とね。

もし彼が、今来ないのであれば、二度とその機会はないなんてね。
そのようにして、彼等はプレッシャーを積み上げているんだ。
そのことが、フィリペが反応した理由だよ。

南米の少年達は、バルセロナでプレイすることを夢見るものさ。
もし、今すぐに決めなければ永久にないと言われたならば、それを思って、彼はパニックを起こすことだろう。

(コウチーニョに同情する?)

ほんの少しはね。
私は、彼が悪い人間ではないことを知っているし、喧嘩別れをして出て行きたいとは望んでいないことも知っているよ。

とはいえ、彼は5年間の契約にサインをしたばかりだ。
クラブは、彼に出来るだけのことをしているし、彼を秀でたプレイヤーにした。

彼が、インテルで苦闘していたことを憶えているだろう。
私達は、彼にチャンスを与えた。
このプレイヤーを向上させてきたんだ。

彼に出来ることがあるとすれば、それはクラブにもう1年残ることだよ。

「ルイス・スアレスのケースに似ているか?」と問われたスティービーは、「違うね」とこたえていました。

スティービーとしては、新規契約にサインしたばかりだろうという気持ちも強くあるようです。

コウチーニョに、一定の理解と多少の同情を示しつつも、彼に出来ることがあるとすれば、あと1年はリバプールに残ることだと明言したスティービー。

一方、ジェイミー・キャラガーは、「暴動だぜーい!」と、襷に鉢巻き状態的な雰囲気を醸し出しています。

いやいや、名コンビですね。
このキャラクターがまったく異なるスカウサー・コンビがリバプールを支えてきた。

違うタイプだからこそ、お互いに長くパートナーであり得たという面もあると思います。

コウチーニョに、もし伝えることがあるならば、一度スティービー兄貴と話をしてみたらどうか?ということ。

ただ、多くの偉大な先輩達から、これほど心配をされるのですから、コウチーニョは果報者ですね。

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