リバプールへ加入した当初は、自分に与えられた役割に迷いのようなものも感じられたロベルト・フィルミーノですが、ブンデスリーガ時代から彼の才能、ストロングポイントを熟知しているユルゲン・クロップ監督が就任するや、見違えるような活躍を見せるようになりましたね。
以来、リバプールでのキャリアにおいて、メキメキと才能を発揮し、いまやチームの中心的プレイヤーになったと言っていいと思います。
今シーズンは、新たに9番を纏うことになり、リバプールのゴールゲッターとしての活躍が期待されますが、私としては、昨シーズンよりも大幅にゴール数を増やすだろうと予想しております。
もちろん、怪我などがなければですが、シーズンを通じてコンスタントにプレイが出来れば、相当な数の得点を決めるのではないでしょうか。
その理由ですが、もちろんロベルト・フィルミーノ自身がプレミアリーグに慣れてきたこともあります。
チームメイトとの連携も強化されていますが、どうも今シーズンはPKを任されそうな気配があると思うのです。
昨シーズンは、リバプールのPKに関しては、ジェイムズ・ミルナーが担当していましたが、おそらく今シーズンは、ロベルト・フィルミーノに蹴らせる!と、チーム内での約束事が出来ている気がします。
となると、ロベルト・フィルミーノのゴール数は、基礎的に持っているスキルにPK分が上乗せされることになります。
ざっくり計算をしても、プレミアリーグで20ゴールは超えてくるのではないか?
私としては、そのように考えております。
ロベルト・フィルミーノが20ゴール以上のゴールをプレミアリーグで決めてくれれば、サディオ・マネとモハメド・サラーも加えたトリオで、50ゴールくらいは計算ができそうです。
あとは、ダニエル・スタリッジもいるし、アダム・ララーナやジョルジニオ・ワイナルドゥムをはじめとした2列目のプレイヤー達もいる。
リバプールの場合は、多くのメンバーが得点を決めることが特徴のひとつでもありますので、チーム総得点は、かなりハイレベルとなる予感がいたします。
そうなると、やはりポイントはディフェンスですね。
攻撃力、得点力は、かなり強力になると思われるリバプールだけに、ミスからの失点を減らしていけば、良い位置へつけられることでしょう。
開幕戦では、ちょっとしたミスが随所に出ていたと思いますが、改善に改善を重ね、ぜひ強いチームを構築してほしいと願っています。
この攻撃陣をもったリバプールが、守備も固められれば、相手チームにとっては、相当な脅威になるかと思います。
がんばってほしいですね。