チャンピオンズリーグ・プレーオフ、そのファーストレグで、貴重な先制点をリバプールにもたらしたのは、トレント・アレクサンダー・アーノルドのフリーキックでした。
右足のキック、そのスキルの高さを立証してみせたシーンだったと思います。
プレミアリーグ開幕戦の際にも、その片鱗は感じましたが、今日のシュートは実によかった。
弾道もパーフェクトだったし、ボールスピードがあって、勢いを感じさせるシュートだったと思います。
また、ゴールを決めたシーン以外でも、たとえばコーナーキックの際に見せたキックは、今後ゴールシーンを演出する匂いを感じたところです。
今日は、コーナーキックの際には、右を担当していました。
いずれは、セントラルミッドフィールダーになるのではないかと言われている若手だけに、こういう精度の高いキックを蹴れることは、大きなストロングポイントとなりそうです。
トレント・アレクサンダー・アーノルドが蹴るキックは、ボールスピードが速く、守る相手側にとっては、実に嫌でしょうね。
さて、今日のホッフェンハイム戦ですが、トレント・アレクサンダー・アーノルドにとっては、ヨーロッパの大会としては初めてのプレイ機会でした。
本人は、もちろんとても嬉しかったようで、試合後には、「今夜のことはずっと憶えているよ」と、忘れ難い思い出になると語っていました。
これだけの右足のキックを持っていれば、プレミアリーグでもフリーキックを任されるシーンが増えそうな予感がします。
元来、スピードには定評のある若手だし、これでディフェンス力を向上させ、経験値を重ねれば、相当良いプレイヤーになってゆくのではないでしょうか。
ヨーロッパの舞台への初出場にして、初ゴール。
心から、おめでとう!と、言いたいと思います。