今回は、あくまで私見、雑感として、リバプールのサイドバックについて、ちょっと取り上げてみたいと思います。
昨シーズンから、リバプールの課題は左サイドバックだと言われてきましたが、現状を見ると、アルベルト・モレノが重用されるようになってきており、新戦力として本職の左サイドバック、アンドリュー・ロバートソン(スコットランド)をハル・シティから獲得することができました。
また、何かあったときには、ジェイムズ・ミルナーをコンバートすることも出来る。
ざっくりと言えば、現状でのリバプールは、左サイドバックに3枚を保持しているということですね。
過日も、ちょっぴり触れましたが、むしろ今に限っていえば、右サイドバックのほうが、何らかの措置を施すべきなのか?を考慮する時期かと思います。
私自身、トレント・アレクサンダー・アーノルドには期待をしているし、素晴らしい素質をもっていることは間違いないと言っていいでしょう。
ただ、まだティーンエイジャーだし、フルシーズンを一人で担当させるのは厳しすぎる。
となると、ジョー・ゴメス、ジョン・フラナガンをどう活用していくかということになりますね。
実は、結構以前から気になっているのですが、ナサニエル・クラインのフィジカルが、なかなか本調子に戻らないという現実があります。
サウサンプトンからリバプールへやって来たシーズンでは、文字通りフル稼働状態で、ほとんど休みもなかったナサニエル・クライン。
昨シーズンの終盤あたりから、マイナートラブルが出る頻度が増えていると感じてきました。
今後、長引かなければいいのですが。
リバプールとしては、ナサニエル・クラインが戻って来てくれれば、人数的にも右サイドバックは揃うと言っていいと思います。
このイングランド代表が、現在どういった状態なのか。
そこが気になりますね。
たとえば、今日のクリスタルパレス戦では、右サイドバックに、またアーノルドを起用するのか?
先日も素晴らしいフリーキックを決めており、波に乗っていますが、オーバーワークにならなければよいが・・・という心配もあります。
ナサニエル・クラインには、この際しっかりと治してもらい、フレッシュな状態でチームに帰って来てほしいですね。
今後の離脱期間が、どれくらいになるのか?
その見通しが、ある程度分かっていればいいのですが・・・。
いずれにしても、当面は、右サイドバックのファーストチョイスはアーノルド。
そう読むのが妥当かもしれません。
まずは、今日のクリスタルパレス戦で、右サイドバックをどうするか?を見てみたいと思いますが、仮に左サイドバックもアンドリュー・ロバートソンの初登場ということになった場合、両翼を揃って変える勇気があるか?という部分も思慮の内にいれておきたいと思います。
とにかく、ナサニエル・クラインには、フィットネスを万全にして、また元気な姿を見せてほしいですね。
離脱が長引くと、メンタル的にも辛いことは多いと思います。
ナサニエル・クラインが、早く戻れることを陰ながら応援したいし、その日を待ちたいと思っております。