新しいクラブへと移籍した際には、フィットするまでには多少の時間はかかる、とはよく言われることです。
ただし、モハメド・サラーの場合は、プレシーズンのしょっぱなから、リバプールのプレイにフィットしていたように思えます。
このへんは、昨年のサディオ・マネにも共通しているようです。
リバプール加入以来、素晴らしいパフォーマンスを続けているモハメド・サラーには、多方面から賞讃の声が相次いでいるとのこと。
エコーによれば、マイケル・オーウェンとティエリ・アンリの両人も、モハメド・サラーの讃美者であるとのことです。
そんな中、エコーが記事にしているのは、数多い賞讃の声の中、モハメド・サラーにとって、最も名誉となることは、あのディエゴ・マラドーナまでもが、讃えるコメントを発していることだと。
ディエゴ・マラドーナは、次のようなことを発言したそうです。
「サラーは、右へ左へと動ける素晴らしいプレイヤーであり、足でもヘッドでも上手くゴールを決めることができるね」
「サラーは、イタリアにおいて、その才能に、より磨きをかけたんだ」
「彼のパフォーマンスを見ていると、まるでイタリア人のようだね」
また、ディエゴ・マラドーナは、モハメド・サラーがエジプトをワールドカップ出場へと導いたからでしょうか、エジプト代表についても言及しており、「決勝まで、試合を楽しみなさい」という趣旨のアドバイスを送っています。
どうも、ディエゴ・マラドーナは、すっかりモハメド・サラーがお気に入りになってしまったようです。
もっと決定力が向上すれば・・・・という声があることも承知はしています。
実際、そのとおりだとは思いますが、モハメド・サラーほどのスピードに乗った中でのフィニッシュは、非常に難度も高いことでしょう。
それでも、今後益々チームにフィットしてくれば、決定率もあがってくるはずだと、私は思っています。
そのとき、モハメド・サラーは、どのディフェンダーにも手の付けられない韋駄天になっていることでしょう。
モハメド・サラーに加え、リバプールにはサディオ・マネもいます。
この両翼。
ヨーロッパに、世界に誇る破壊力を見せてくれそうですね。