マージーサイド・ダービー。
日本人である私が聞いても、胸が高まるのですから、地元リバプールの人々にとっては、まさに特別な日ですね。
そのキックオフの時が、刻々と近づいてきました。
今回のマージーサイド・ダービーは、実に229回目の対戦となり、新年早々にはFAカップ3回戦での対戦が決まっていますので、年明けには230回を刻むことになります。
まさに、伝統に裏打ちされたダービーですね。
私なりに、かなり個人的な思いを込めてですが、マージーサイド・ダービーを前に、何かしら書いてみたいと思うのですが、まず本日キックオフとなる試合日程や放送予定については、下記のリンクにまとめてありますので、よかったらご覧ください。
『リバプール対エバートン戦(マージーサイド・ダービー)の試合日程や放送予定など』
小学生から中学生になろうとする頃、はじめて海外のサッカーをテレビで観たのが、マージーサイド・ダービーでした。
プレイヤー達の存在感、激しいボディ・コンタクト、スピード、そしてスタジアムを包む雰囲気。
まるで、未知の世界を知ったような思いに浸り。
自分も、生きてきて、それなりの歳月を重ねてはきました。
しかし、それでも果てしなく続くマージーサイド・ダービー。
これから先も、多くの歴史を積み重ねていくことでしょう。
ピッチに立つプレイヤーの名前は変わっても、赤と青が相まみえる光景は終わりなきドラマのように、繰り返されています。
ビートルズのいわゆるベスト盤という位置づけにある赤盤と青盤。
これも、リバプールならではだと言っていいと思います。
街を飾る赤と青。
今日も、スタンドは、ふたつの色がミックスされることでしょう。
世界でも例を見ないような光景。
マージーサイド・ダービーを観るたびに、自分の中に宿っている少年時代の残像が蘇ってくる感覚に襲われるのです。