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ニューカッスルにカウンターを許さなかったビルヒル・ファン・ダイク


先日のニューカッスル戦では、2-0のクリーンシートでリバプールが勝利をおさめました。
ラファ・ベニテスが採用してきたゲーム・プランは明瞭で、しっかりとディフェンスをかため、カウンターでゴールを狙うというものだったかと。
その作戦も、ファーストハーフの途中までは、はまっていたと思います。

しかし、40分にモハメド・サラーが先制ゴールを決めたことから、俄然試合はリバプールペースになっていきます。

エコーが、ラファ・ベニテスのコメントを報じていますが、それを見るに、ラファ・ベニテスとしては、ニューカッスルの攻撃陣に自信をもっており、カウンター・アタックで行けると思っていたようです。

しかし、リバプールのクオリティーが、それを許してくれなかったと。

カンターを阻止するということは、一人のプレイヤーの力だけでは出来ず、チーム全体のハードワークが生んだ賜だと思いますが、ラファ・ベニテスの言葉を追うに、ファン・ダイクが入ったことで、リバプールのディフェンス面が、大きく改善されたと見たようです。

たしかに、ファン・ダイクは、相手が縦に入れて来るボールを、ことごとく跳ね返していましたからね。
しかも、アバウトに跳ね返すのではなく、実に丁寧で、優しく味方へと繋げるだけの余裕さえ感じます。

ファン・ダイク効果は、いやいや、実に大きいですね。

以前も書きましたが、ファン・ダイクがピッチにいると、明確なコーチングをしてくれるし、ロリス・カリウスもやりやすそうだし、デヤン・ロブレンにも良い兆候があらわれているように思います。

相手がカウンターを仕掛けようとしても、前線のプレイヤーに渡る前に跳ね返してくれるセンターバックというのは、頼もしいものです。

しかも、ファン・ダイクの場合には、フィードも正確だし、リバプールにとって、本当に大きな補強になったように感じます。

守備の要にして、攻撃の起点にもなれる。
私、個人的には、ファン・ダイクの獲得は大ヒットだった!と、思っています。

ファン・ダイク自身のモチベーションも高いようだし、これから益々期待がふくらみますね。

リバプールへやって来て、まだ2ヶ月ほどだし、もっともっとチームにフィットしてくることでしょう。
ファン・ダイクの加入は、もしかしたら、リバプールをより一段、二段と高い位置へ連れていく肝になるように思います。

応援したいプレイヤーです。

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