ファーストレグで、リバプールに5ゴールを許したポルトは、セカンド・レグにはゴールキーパーにイケル・カシージャスを起用しました。
幾多の栄光を勝ち取ったレジェンドだと言っていいと思います。
カシージャスは、アンフィールドのリバプール・サポーター達が、相手チームのプレイヤーであるにも関わらず、敬意を持って迎えてくれたことに感銘を受け、感謝したいと語っているそうです。
スコアレスドローで終わったセカンド・レグですが、少なくともリバプールには、2度の決定的ゴール・チャンスがあったと思います。
一度目は、サディオ・マネが放ったシュートで、これはゴール・ポストを叩いています。
もう一本は、88分にダニー・イングスが放ったヘッド!
しっかりとゴール枠内を捉えていましたが、カシージャスがファイン・セーブを見せ、失点を防いでいます。
ダニー・イングスに、ゴールを決めさせてあげたかったですが、カシージャスを讃えるべきかと思います。
カシージャスが、リバプール・サポーターに感謝したいと発言をしたことは、LFCも公式に報じており、概ね次のような内容です。
(Iker Casillas)
リバプールファンに感謝したい。
相手チームのプレイヤーに賞讃が起こるのは、滅多にあるものではないよ。
ファースト・レグとは、違う試合になったことを見てもらえたと思う。
私達自身の、より良いところを見てほしかったんだ。
私達だけのためではなく、ここへ来てくれて、ポルトへ帰って行くファンのためにね。
スポーツマンシップですね。
アンフィールドの素晴らしさ、そのひとつだと思います。
カシージャスにとっても、良い思い出になったことでしょう。
これこそがアンフィールド!
This Is Anfield!
ですね。