今年は、ワールドカップ・イヤーということで、4年に一度の祭典のときとなっております。
ところで、本大会でジャッジをするレフリーですが、英国系からは、誰一人選ばれなかったとのこと。
これは、イングランドがワールドカップに参加し始めて以来、初めての事態のようです。
BBCが報じるところによれば、FIFAは、ロシア・ワールドカップでのオフィシャル・レフリーを36人選出したそうです。
ただ、その中には、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、いわゆる英国4協会のレフリーはゼロだとのこと。
選考過程、あるいは方法が適切だったか?という議論があるかもしれませんが、特にFAには、この結果を真摯に受け止めてほしいですね。
イングランド・プレミアリーグは、激しさの中に、圧倒的なスピードがあり、ジャッジも難しいことでしょう。
必然、レフリーに求めるものも多くなる。
いかに、試合を上手く裁くかが問われていると思います。
今回の決定を受けて、FAが問題意識をもち、レフリーの資質改善に本腰を入れてほしいと願います。
レフリーは、試合の中において、リスペクトされるべき存在だということには、私も異論はありません。
ゆえに、だからこそ、日々の研鑽を重ねてほしいと思うところです。
若いレフリーの育成は、当然必要且つ重要だろうし、明らかなミスジャッジをした場合の対処法など、いろいろな面から、良いレフリーを育てるには、どうしたらよいのか?
これを機会に、熟慮してくれればと、願うところです。